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地雷のない世界へ−はたらく地雷探知犬」 みんなの声

地雷のない世界へ−はたらく地雷探知犬 文・写真:大塚 敦子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2009年07月
ISBN:9784062156035
評価スコア 4.25
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みんなの声 総数 3
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  • 子どもに知っておいてほしいこと。

    息子は戦車や武器が大好きで、
    自衛隊関連の本などで日々情報収集しています。
    スクラッチでは、戦争もののゲームばかり作ります。
    飛行機が爆弾を落としたり、戦車が大砲をうってきたリ。
    そんな本を与えたことないはずなのに、
    戦争ってカッコイイと思っているようです。
    で、さりげなくこの本を置いておきました。
    「地雷」というタイトルを見て、
    「お!」という表情をしてすぐに読み始めました。
    最後まで丁寧に読んでいました。
    感想はあえて聞かなかったけど、
    戦争中に埋めた地雷で、
    今でも子どもも大人も傷ついていること、
    それを除去するために、犬が活躍していること。
    除去する作業もとても危険が伴うこと。
    どんなに危険でも除去し続けなければいけないと、
    努力している人たちがいること。
    いろんなことをわかってくれたと思います。
    よい本でした。

    投稿日:2019/11/27

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  • 息子がのりもの好きなので、ぜひ世界のことを知ってもらいたいと思い、ミニカーの対人地雷除去機を与えました。
    のりもの本でもその車を見せたことがあります。
    けれどこの本は、息子の心にもっと響くものがあったようです。

    はじめは「地雷って何?」と聞かれました。
    それは本を読み進めていくうちに自然にどんなものなのか分かったようです。
    誰かが隠すように仕込んだものを探すのは本当に大変。
    しかも命がけであるということが、胸にせまります。

    地雷探知犬を訓練するのは外国で。
    でも使用するのは現地の人達。
    自分の国を良くするためですから、当然のことかもしれませんが、犬に命を預けて働かねばならない環境は、本当に信頼関係が出来ていなければ出来ません。
    そんな命をかけた仕事をする方達の姿は尊敬に値します。

    2000年代に入ってから対人地雷除去機が輸出されるようになっても、活躍を続けている地雷探知犬。
    そのことを世界に向けて、もっともっと知って欲しい。
    強くそう思う内容でした。

    投稿日:2019/01/25

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  • 憤りを感じます

    地雷の絵本は何度か読んできましたが、読むたびに憤りを感じずにはいられません。

    この本にも、地雷の為にわずか7歳で両腕を失った男の子のことが書かれていました。
    それが何かわからないまま被害に遭う。本当に胸が痛いです。

    世界中から地雷をなくすための手段のひとつとして始まったのが、地雷犬の育成。
    その能力は、それは凄いものだと感じると同時に、地雷犬として活躍できるまでの訓練期間などを考えると、気の遠くなる話だなとも思いました。

    だからこそ、多くのこども達にも現実を知ってもらい、それぞれが、じぶん達にできることは何かを考えることはとても大切だと思いました。

    投稿日:2017/01/10

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