季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

おーい でてこーい/鏡のなかの犬」 みんなの声

おーい でてこーい/鏡のなかの犬 作:星 新一
絵:中島 梨絵
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2017年11月
ISBN:9784895881395
評価スコア 4.14
評価ランキング 26,083
みんなの声 総数 13
「おーい でてこーい/鏡のなかの犬」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

13件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • ブラックユーモア

    「おーい でてこーい」は、何でも入ってしまう穴をだんだんと悪事に使う人間達の姿が描かれています。
    ただ、ラストはよーく読んでいないと分かりにくいようでした。

    「鏡のなかの犬」は、自分の望みをかなえてくれたことで欲が出てきた人間の愚かさを描いています。
    イソップの「欲張りな犬」のような読後感があります。

    でもせっかく星新一さんを子供向けに紹介するなら、もっと面白いのが沢山あるのになぁとは思いました。

    投稿日:2018/12/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵本化

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳

    星新一さんの作品が絵本化!
    絵本だとまたちょっとイメージが変わるかも?
    絵本でも楽しめました。
    絵本を三冊とも読みましたが、どれも星新一さんらしくてよかったです。
    これで星新一さんの作品を読むきっかけとなる子もいるのでは?

    投稿日:2018/03/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 星新一作品にはまっていました

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    40数年前、私が星新一作品にはまるきっかけとなったのが、まさにこの「おーいでてこい」でした。
    当時日本は、高度経済成長を遂げていましたが、ゴミ問題を風刺した内容に衝撃を受けた覚えがあります。

    書かれてから半世紀を経ているのに、今読んでも古さも違和感もありません。
    手軽に読めるショートショートでありながら、内容は社会が抱える大問題というところに、作品の奥深さを感じます。

    投稿日:2018/03/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • SF作品の入り口に

    「ショートショートの神様」とも呼ばれ
    小松左京、筒井康隆と並んで
    日本SFの御三家の星新一氏

    中学校の時に友達が
    「おもしろいよ」って薦めてくれたのが
    「ボッコちゃん」でした

    小説とかもゆっくり読めない時で
    ちょうどよかった(笑
    こともあり
    SFという分野をちょっと覗いてみれたというか

    SFって「 サイエンス・フィクション」
    「科学小説」ってことなんですよね
    近未来についてとか
    中学生時代って、まだ未知なことが多くって(笑
    もしかしたら・・・本当にこんなことが起こるかも!?
    とか
    真面目に考えたりしますよね
    そうでなくても
    私の小学生時代は、TVでも
    超能力だの、UFOとか 
    少年ドラマシリーズ
    「時をかける少女」とか とにかく全盛でしたからね

    それと、社会風刺的な感覚も

    ということで
    星新一氏の作品はすんなり楽しめたのを
    思い出します
    それがまさか、絵本になるとは、考えたこともありませんでした!
    絵は、自然な雰囲気で
    内容を邪魔することなく
    本文に集中出来ました

    そうそう学生の時に
    仙台に来て
    市バスにランドセル背負った小学生が
    文庫本を読んでいて
    ちら見したら、なんと「ボッコちゃん」!!
    そっか・・・私は中学生で出逢ったけど
    仙台の小学生は既に読んでいるのね
    と、感心したことも覚えています

    「おーい でてこい」は
    その「ボッコちゃん」の中にあった作品の中でも
    印象的な作品でした
    「穴」という概念は底があると思っていますものね

    「鏡の中の犬」は
    人間の業?
    小さい子どもでも
    なんとなく チクリと針のように刺さる感覚が
    わかるように思います

    さて、対象は???

    投稿日:2018/03/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • ファンタジー・ミステリーの世界の具現化

    星新一さんのショートショートは私が子供の頃によく読みあさったものです。不思議な世界でラストまで読むと『あぁ!』と声を上げたくなるようなオチが用意されていて、人間の心の奥底に潜む物や社会の風刺が効いていて面白く読ませてもらっていました。
    絵本化されたのだと絵本ナビで知り、上の息子にも読ませました。「おもしろかったよ」と一言でしたが、彼もママと同じ感性の持ち主なのできっと響いたものがあったでしょう。
    絵本ナビでの絵を描いた作家さんのインタビューを読んだ後に読んだのであぁ、捨てるゴミはここまでは描いてここからは描かずにいたのだなと思いながら読みました。
    必要以上に説明的でなく、でも挿絵ほどそっけないものでなく星新一さんの世界を具現化したいい絵本になっているなぁと思いました。

    投稿日:2018/03/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 人間のエゴが後世に残すものは・・・

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子6歳

    6歳の娘と読みました。

    星新一さんのお話は今回で2冊目。
    なかなかシュールな展開をちょっと気に言った私と娘でしたが、
    今回の「おーい でてこーい」は、最後まで読んで思わずゾッとしました。
    いつか本当にこういうことが起こるかもしれない。
    他人事とは思えない。
    物語に潜む、人間のエゴ。
    「自分だけが良ければ」「その時だけどうにかやりすごせれば」
    と言った身勝手な気持ちと行動が、
    後世にどのような影響を及ぼすのか。
    みんな、今一度、よく立ち止まって行動を見返そう!
    と、絵本全体で呼びかけているように思えて、とても笑えません。
    読み終わって即、小6になる息子にも勧めました。
    軽いタッチで描かれているけれど呼びかけているテーマは重い。
    これは是非、子供も大人も、一度立ち止まって再考が必要だと
    深く思わされた一冊でした。

    投稿日:2018/03/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 読みやすいショートショート

     何を捨てても、すべて飲み込んでしまう深い穴、、、。お話の最後に、ドキリとしました。このお話が50年も前に書かれたことに、びっくり。
     鏡の中の犬、男の子の無理強いしている顔と、白い犬の顔が、印象的でした。鏡がこなごなになった、最後の場面に、しみじみします。
     
     読みやすいショートショートのお話ですが、読み終えたときに、深く考えさせられますね。やさしい色あいで描かれた絵がよかったです。

    投稿日:2018/03/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもと一緒に

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    昔星新一さんの本読んでいました。不思議な、ちょっとこわい感じもするようなお話に、ドキドキしながら読んでいました。
    この本のお話はどちらも読んだことがなかったです。どちらのお話も、人間の嫌なところというか、目をつぶっていたいところを描いていて、考えさせられました。
    おーいでてこーいは特に、今の社会が抱えている問題と通じるところがあって、たんなる空想のお話ではすまないなという気がします。
    私が昔読んだ星新一さんの本は、文字ばかりの文庫本だったので、子どもが読むには難しいかなと思いますが、これなら絵もあって子どもと一緒に楽しめていいですね。

    投稿日:2018/03/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子供に伝えたい本

    この作品はこの本を通じて知りましたが、とても内容が良く、色々と考えさせられる内容でとても良い作品でした。また、この本が小説だと私も読むのがおっくうになってしまったかもしれないのですが、絵本ということで子どもに読んであげるのもとても読みやすくて、子供にとっても分かりやすくて、興味深く聞き入ってくれていたのでほっとしました。また、絵がとても素敵で、この作品をより分かりやすくしてくれているようで、とても良かったです。昔の作品とのことですが全くそんな事は感じさせない感じで、この絵本を通じてより多くの人にこの作品が読んでもらえるのではないかな、と思いました。この本はお勧めです。

    投稿日:2018/03/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 人間の身勝手さ

    「おーいでてこーい」は、絵本の中だけのお話でもなく、遠い過去の話でもなく、未来の話でもない、まさに今の世の中の話だと思いました。
    「つぎつぎと生産することばかりに熱心で、あとしまつに頭を使うのは、だれもがいやがっていたのだ」と、自分自身にも言われているようでした。
    「鏡のなかの犬」も、人間の欲深さを戒めるようなお話でした。

    投稿日:2018/03/07

    参考になりました
    感謝
    0

13件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / うずらちゃんのかくれんぼ / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.14)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット