一日を一杯のブラックコーヒーと新聞で始めるブルドッグ探偵は、最初、夜空から星がなくなっても何とも思いませんでした。
でも、差出人不明のある手紙をもらって、星を探し始めたのです。
最初はたった一つの願いのために始めた捜索が、次第次第に多くの願いのためになっていきます。
そして、星たちの気持ちを知ると、星たちのためにも良い解決策を取るのです。
その方法がなんとも優しくて幻想的で、絵本そのものが星のようにキラキラ輝いて見えてきました。
谷口智則さんの絵本、とても好きです。
この絵本も、手に入れたくなりました。