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きつねのおはなはん」 みんなの声

きつねのおはなはん 作:中川 正文
絵:二俣 英五郎
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2018年02月10日
ISBN:9784834083767
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,360
みんなの声 総数 9
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9件見つかりました

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  • 大切なこと

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     ぜーんぶ見開き絵で、登場人物がお話舞台の中をちょっと滲んだ和風の筆使いで現れると、どこか懐かしくて、どこかハイカラな頃の世の中を思い出します。画伯二俣英五郎の記憶とリンクできたのかなぁ。

     化かし化かされ、きつねと人間のむかし話ではありません。
    お寺のご住職と、そこに住む「きつねのおはなはん」と、ご近所のマンケはん夫婦とその娘おたみの、すったもんだの、いや不思議の人情ばなし。

     一本の、ピンクの花柄パラソルが印象的に描かれます。きつねおはなはんの持ち物です。堂々と「きつね」と明かして登場するのも不思議ですが、人と違う、空気を読めないことが煙たがれる風潮が、今の時代と何ら変わらなく描かれていることにも、不思議を感じます。

     「ああ、これは・・・」と、絵本の舞台に吸い込まれたまま、ページを覗き込んだ私です。日本人の心を、改めて思いました。大切なこと、忘れそうになっているのかも。

    感謝。

    投稿日:2023/10/04

    参考になりました
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  • 絵がピッタリ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    まるで昔話のような創作話。
    二俣 英五郎さんの絵が雰囲気を出していて、
    このお話にぴったりでした。

    おはなはんの教え方が面白く、
    英語を教えているのには感心しました。
    きっと当時からしたら必要のないもの
    と言われたのかもしれませんが、
    寝言で言うほど覚えさせてしまうのですから、
    的外れでも先見の明があるキツネだったのかもしれません。

    看護婦になって看病したおはなはんの場面は、
    心が熱くなりました。

    投稿日:2020/10/13

    参考になりました
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  • 親切で優しいおはなはん

    きつねのおはなはんが、とてもハイカラなきつねだと感心しました。べっぴんさんに化けて、歩き回るのが得意で、パラソルをさして、ひらひらさせるのが似合っていると思いました。おたみに、英語を教えたり、お金の勘定を教えたり、雪の中で歩きかたを教えたりして熱心だなあと思いました。雪の中で歩いていたものだから、風邪をひいて入院させてしまったのは、申し訳ないと思うけれど、おはなはんがつきっきりで看病して治してあげる凄く親切で優しいなあと思いました。きつねのおはなはんの正体がぜんきょうじの和尚さんだったのには、びっくりでしたが面白いなあと思いました。

    投稿日:2019/03/22

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  • ハイカラなちょっと前の昔話風

    新刊コーナーにあり
    大好きな二俣氏の絵で
    このおはなし見たことない!!

    と〜っても楽しみに読みました

    大正?明治時代?頃でしょうか
    ハイカラなきつねさんだぁ〜

    ぜんきょうじのおはなさんは
    きつね って誰も知らないのかしら???
    と、前文を読むと解釈にちょっと苦しみました

    ん?和尚さまのお顔は
    どうみてもきつね顔・・・

    おたみちゃんの正座姿や
    真面目に教えを受けている姿
    でも、葉っぱをお金に替える場面では
    ちょっとどうなの?的な表情
    二股氏の絵がと〜っても素敵で
    雰囲気にぴったり

    英語のおもしろさも
    落語のようです

    おはなし的にも劇みたいだなぁ〜
    と、思ったら
    中川正文氏は、児童文化学の教授で
    影絵や児童劇の演出家とのこと!!
    内容がしっかりしているわけです!!

    1978年の作品が
    ハードカバーになっての新刊のようです
    これは、素敵なはからいです
    ほしいなぁ(笑

    投稿日:2018/05/10

    参考になりました
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  • きつねは何びき?

    最後まできつねは姿を現さない不思議なお話ですが、人情味があって心がほっこりするお話です。
    村人は誰もおはなはんをきつねと思っていないようです。
    おはなはんとごいんさんが同時に出てこないので、やっぱりと思いいたったけれど、なんできつねなのか、きつねにつままれたような読後感。
    人間が好きなきつねのようで、わるだくみとは無縁のきつねのようでした。

    投稿日:2018/03/22

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  • 寝言も英語で

    ハイカラさんのおはなはんに、習い事を教えてもらうように言われた
    ちいさなおたみちゃん。
    おはなはんが教えてくれるのは英語です。
    おかねのかんじょうも、キツネ流なのが面白いです。
    絵を見ていると、もちものや顔つきで、からくりが発見できそうです。

    投稿日:2018/03/04

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  • おもしろかったです

    お子さんが子どもの頃の「こどものとも」を秘蔵されている方に読み聞かせをしていただきました。

    時代背景は明治なのか、おはなはんが着もの姿でパラソルっていうのが、このお話の中にも出てきますがハイカラです。

    1978年の3月号で、当時の子どもたちはこんな大人っぽいお話に出会っていたんだなあって思いました。

    おはなはんに勉強を習う女の子、女の子を病気にさせてしまったおはなはんの申し訳ない気持ちが伝わってきました。

    それと、びっくりするようなオチで、最後まで目が離せませんでした。

    このお話を知っている方からは、ハードカバーにという思いがあるらしいのですが、こどものともって冊数が多いですもんね。

    中川正文さん文で、二俣英五郎さん絵です。図書館などで読むことができたら、一度手に取ってみてください。

    ああ、薦められていた方はこのお話の人形劇を見たことがあるそうです。確かに劇にしてもおもしろそう。

    【事務局注:このレビューは、「きつねのおはなはん」こどものとも 1978年3月号 に寄せられたものです。】

    投稿日:2013/03/16

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  • ハイカラさん

     おはなはんは、「えらいハイカラなきつね」でした。べっぴんさんに化け、パラソルをひらひらさせて歩き回るのが得意でした。村の人たちはみんな、「あんなまねをしたら、あかんで。わらいもんになるだけや」と言いましたが、1人だけ、「いや、これからの よのなかは、ハイカラでないと あかんのや」と言う「おっさん」がいて、娘のおたみをハイカラにしてくれるよう頼みに来ました。おはなはんは、どんなことを教えてくれるのでしょう?

     おはなはんと村の人々との温かい交流は、同じ作者の「ごろはちだいみょうじん」にも似ていて、きつねやたぬきが今よりももっともっと人間社会の中に溶け込んでいた時代を思い起こさせます。ただ、娘にとっては聞きなれない関西弁が難しく、「ごろはちだいみょうじん」も、娘の心を打つまでには至らなかったのですが、この絵本を読み終えた後で、「難しくてわからなかった?」と聞いてみると、「うん。でも、このお話好き」と、言ってくれました。

    【事務局注:このレビューは、「きつねのおはなはん」こどものとも 1978年3月号 に寄せられたものです。】

    投稿日:2009/12/11

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  • はいからさん。

    関西弁の昔話です。
    方言で書かれたお話は、私の読み方がぎこちない成果、娘たちが集中できなくなってしまうことが多くて残念。今回もそうでした。
    人間に化けた狐と、小さな女の子の短く中身の濃い何日間かが描かれています。
    きれいなお姉さんに憧れる女の子の気持ち、人と違ったり目立ったりすることを嫌う大人の気持ち。我が子たちにはちょっと難しかったのかも知れません。
    10才くらいがちょうどいいのかも・・・。
    娘たちが自分で絵本を読む様になったら、また勧めてあげようと想います。
    狐ってクールなイメージですが、この絵本では人情味のある粋な女狐として登場します。
    女の子にお勧めです。

    【事務局注:このレビューは、「きつねのおはなはん」こどものとも 1978年3月号 に寄せられたものです。】

    投稿日:2008/06/12

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