おとうさんの庭」 みんなの声

おとうさんの庭 作:ポール・フライシュマン
絵:バグラム・イバトゥリーン
訳:藤本 朝巳
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2006年09月
ISBN:9784001108880
評価スコア 4.5
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  • (うちの)娘の心の成長に感動。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    私が図書館から何冊かまとめて借りてきて、図書館用のバックに入れていたら、
    上の子がいつの間にか勝手に見ていて、「これよかったよ〜」と薦めてくれました。
    本当にジ〜ンと、染みいる良さがありました。
    子どもたちがだんだん大きくなっていくのは分かるけど、お父さんが少しづつ老いていくのが、すごいな〜と、思いました。

    絵本の中で、これだけの時間の流れを上手に出している作品は少ないかと思います。
    この絵本はあまりごちゃごちゃいうより、まぁ、手に取って読んでください!と、いいたいです。

    自分の子どもをよいしょするようですが、何冊かある本の中から、この絵本を「よかったよ」と、差し出せる娘の心の成長も、嬉しく思いました。

    投稿日:2010/04/26

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  • ゆめを持つこと

    厳しい天候に一度は動物も農場も失った農夫が、
    移り住んだ小屋のいけがきに、かわいがっていた動物たちの
    姿を刈り込むことで、再び希望を見出します。
    そして三人の息子達が大きくなったとき、
    自分たちの進む道を切開くか・・・

    やがて、答えを見つけ出した三人の息子たちは・・・。

    深い緑と豊かな土の色、
    あたたかなまきストーブの燃えるような落ち着いた赤色が、
    とても美しい重みを持った絵物語。
    陶器仁描かれた絵の様に輝きと表面を持つ独特の繊細な絵に、
    農夫一家の運命を静かにつづった文章が、
    透明感あふれる水のように注がれて、
    お話しの展開とともに小さな泉のように、感動を呼びます。
    ゆめを持つこと、自分の進むべき道を身分で見いだすことを
    教えて頂いたようなきがします。

    投稿日:2008/09/23

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  • ゆっくりと流れる親子の歴史

     きびしい自然の中で暮らす民族だからこそ生み出される知恵を感じました。
     自然の猛威によって大切な農地や動物を売ってしまったあとも、その場所でできることで生活し、家族の絆を頼りに、あるものの中から知恵を得て、夢もみていく・・・
     壊れてしまえばつぎのもの・・・飽きてしまえばまだ使えるのに品を換え、自然のままだと採算が合わないから人工的なもの・・・なにか近代的な世の中が滑稽であわれに感じます。
     人も自然の一部として生まれ、生きていく中には、どうすることもできないようなことも体験し、だからこそ、この絵本のように将来の夢を神秘的な描き方で導きだすような表現も生まれたのかなと思います。
     歌を歌いながら仕事をする・・・昔の映画によくありましたよね・・・なんか、そういうのって、すごくあこがれるんですよね。

    投稿日:2007/12/24

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  • しんどい時でも夢を持つこと

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    アメリカの開拓時代のはなしです。
    移住した人々の生活の厳しさが書かれています。
    苦しい生活の中でも、息子たちに自分の夢を見つけさせるお父さん。
    その方法がとても不思議で素敵です。

    自分の内面から湧き出る「夢」からのメッセージを子どもたちはちゃんと受け取って、
    自分の道へと進んでいきます。

    親は、子どもをこうやって見守るものなのですね。
    ついいらないことまで、口を出してしまいます。
    反省しました。。

    わが子にも、ひとりの時間を持って、自分をみつめ自分を見つけてもらいたいです。

    投稿日:2007/05/10

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  • こころの底にある願い

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    農夫には三人の息子がいました。彼らはいつもうたいながら動物の世話を畑をたがやしたりして働いていました。ある春のこと、ずっと雨がふらない日が続き、親子たちは農場で働くことができなくなり、生垣のある小屋に引っ越します。この生垣が、大きくなった息子たちの仕事を決めることになるのでした。
    自分でもわからなかった「こころの底にあった願い」。子どもたちは、生垣を見つめることで、自分の心を見つめなおします。子どもたちのように、自分の本当の願いは何かを見つめなおす時間が必要なのです。
    小学校高学年の子どもたちに読んでもらい、自分を見つめなおす機会になれば良いと思います。

    投稿日:2006/11/11

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