さすが40年程前に発行された絵本にもかかわらず、人気の衰えない絵本なのには納得できます。
全体は白黒で描かれており冬の寒そうな凍えそうな雰囲気が伝わってきます。そして最後の最後でこの色!とっても効果的です。さすがですよね。
お話は簡単なもので、特に変わった登場人物もあるわけでなく、白黒でシンプルだし、カラフルな絵本が好きな娘にはどうかなぁと内心思っていましたが、なぜか何度もリクエストしてきます。そして絵本を見ながら自分まで鼻をくんくんさせて楽しんでいます。自分も森の動物になった気分なのでしょうか。
春の訪れを感じられる絵本、また、その季節に読んであげたいと思います。