「ムム〜しまちゃんのおたんじょうび〜」 みんなの声

夢いっぱい広がるお話です。しまちゃんのお誕生日のためにイチゴを買いにいったぬいぐるみのムム。風の子にイチゴを持っていかれ追いかけていくと、不思議な事がたくさんおこります。あれよあれよと予想外の展開にワクワクがとまりません。ふわふわ楽しく可愛いお話。

ぬいぐるみのムムが、しまちゃんの為にイチゴを買いに行きますが、途中で色々なハプニングに見舞われて…という話ですが、登場人物（？）達にイマイチ共感できません。
突然イチゴを横取りした風の子と、さらにそのイチゴを食べてしまう魚たち。そして急に改心する風の子。
魚たちは「お詫びにパーティーに招待させて」と言うものの、そんな場面はなく、ページを飛ばしてしまったのかと、思わず戻って確かめてしまいました。
お花がダンスをして花かんむりになるところや、生クリームの海などは夢があって素敵なのですが、ムムを含め、みんなの心の動きがもう少し丁寧に描写されていれば良いと思います。

全頁試し読みで読みました。しまちゃんのお誕生日におつかいに行って頑張る優しいムムを応援したくなります。ゆっくり、ゆっくりの孫は、テレビ放映の「はじめてのおつかい」ばかりを気に入って我が家に遊びにくると飽きもせずに見ているのできっとこの絵本は気に入ると思いました。優しい気持ちになれるし、可愛い絵にの癒されました。

ムムの続編も読みました。
もうすでにムムのキャラクターグッズなども販売されているようなので、新しいキャラクターとして世に出ていくんでしょうね。
若くてセンスのある方の作品なので、子供というより、同世代の女の子に人気が出そうですね。

ぬいぐるみのくまのお話です。ぬいぐるみのくまが、お誕生日の日に、いちごを買いにおつかいへ。風の子と出会い、いちごを追っかけて生クリームの海へ。ワクワクするお話の展開と大好きなくまのぬいぐるみの話に、娘は喜んでいました。

お話は、ぬいぐるみのムムがおつかいに行くことから始まります。
そのおつかいは順調にはいかなくて、ちょっとしたトラブルが起こります。
そのトラブルが子どもたちもちょっとがんばれば乗り越えられそうなトラブルで、読み終わった子どもたちが、
「ボク（ワタシ）も、もうちょっとがんばってみようかな」
といった、小さな勇気を持てそうなお話でした。
がんばれそうな気持にさせてくれる絵本だと思います。

全ページお試し読みで読みました。
しまちゃんのお家で暮らすようになった
ぬいぐるみムムのあたらしいおはなしでした。
ええっ、一人でお買い物にもゆけるんですね。
でも、帰りみちで遭遇したできごとは？
風の子との出会いや、生クリームの海のぼうけんなど
とても可愛らしく描かれていました。

やさしいくまのぬいぐるみムムのおはなし。だいすきなしまちゃんのお誕生祝のためのおつかいの苺を風の子にとられてしまったのに、おさかなさんに食べられてしまったのに、責めることはせずしょんぼり。やさしいですね。そしてしまちゃんのお母さんもしまちゃんもそんなムムの気持ちに寄り添ってくれています。
やさしく温かいきもちになれました。

シリーズ化になる予感。
くまのぬいぐるみのムムの性格や、このシリーズの世界観が、生まれでてくるといいなと思いました。
子どもたちんと近い若い感覚を持った作家さんに、人生には価値があるよ、という文学的メッセージがきちんと届く絵本を作り続けてほしいなと思います。

今回の作品も、優しい絵とともに、優しいストーリーです。
すっかり、女の子のお家に馴染んでいるクマのぬいぐるみ。
お母さんからお使いを頼まれます。お店の人とも顔なじみです。
女の子の誕生日の為に、イチゴを購入して帰る途中で落としてしまいます。
イチゴを風の子に盗まれ、魚さんに食べれてしまいます。
ここで、残ったイチゴをためらいもなく風の子と分け合うクマさんが素敵です。
風の子が、心を入れ替え、粋な計らいをする場面がいいですね。