「王さまとよごれた足」 みんなの声

変わったタイトルに惹かれ、手に取りました。
体を洗うのが嫌いな王さま。
臭いに耐えかねて川でからだをきれいにしたけれど、足の裏だけはどうしても汚れてしまい…
「国中の汚れを取り除け！」という王さまの無理難題に、召使いはあの手この手を尽くしますが、逆転の発想で、それを解決します。
インドの民話を基にしたお話だそう。
きれいな色のイラストがとてもよかったです。

王様の為にいろいろと働く国の民が、大変だなぁ･･･と思えてしまいました。
でも王様の為にいろいろとしてあげるということは、王様は愛されているのかもしれません。

ラストは、なるほど･･･！という感じ。

この知恵を出した人は、本当にすごいのだなぁと改めて思いました。

いつも靴を履いているので、王さまが靴を履いてなかったことを

気がつかずにいた私でした。

絵がカラフルで色彩が綺麗です。おじいさんが、つくった靴が表紙

と裏表紙の内側に赤い靴ばかり描かれていたのが、納得した私

でした。

ずっとずっとお風呂に入らなかった王様。
だんだん臭くなってきて、川できれいにゴシゴシゴシ。
けれど、何度洗ってもどうしても足だけが汚れてしまう。
それがどうしても嫌で嫌で、足が汚れないような街にしろ！！と激怒。
５歳の娘と一緒に読みました。
お風呂に入らずだんだん臭くなっていく王様、こちらまで臭くなるような絵が印象的でした。
足が汚れないように？！
答えにたどり着くまで、娘がワクワクしながら聞いていたのが印象的でした。

風呂に入ってもいつも足だけは汚れてしまうって、裸足の王さまの身勝手な命令に国はとんでもない大騒動になってしまいました。 おちは想像できたのですが、話の展開にはビックリしました。 めしつかいガブーの行動力は、ある意味素晴らしかったのではないでしょうか。 インドの民話が基だそうですが、ファンシーな作品に仕上がっていて 面白く感じました。