娘が赤ちゃんの頃に大好きだった絵本です。最後には表紙ははがれ、中身も傷だらけの見るも無残な姿になりましたが、今にして思うと、それだけ彼女に愛されていたんですね。
絵ははっきりとした色で、動物のシルエットだけ。一色で塗られた丸や四角の中から動物が現れるだけで、ストーリーもありません。でも、その単純さが、赤ちゃんには認識しやすいのだと思います。月間絵本「こどものとも012」の創刊号だった本ですが、赤ちゃんにはじめて与える絵本の1つとしてお勧めです。
私も絵をノックして「でてこーい、でてこーい」とやっていたのですが、娘が少し大きくなると、「こんこんする!」と自分で叩くようになりました。そんなかけあいも楽しめる絵本です。