ブッククラブから届きました。
日常的な生活で接する動詞が1ページに一つずつ書かれ、それに対応する絵があります。セットで買った『くんくんあらら』と違い、こちらの絵本は全体でストーリーになっています。
しかし、「言葉」を題材にしている本にありがちなことですが、翻訳するとどうしてもその価値が下がってしまいます。一つ一つの単語が持つ意味の範囲が言語によって異なるからです。
例えば、「うちならす」というページがありますが、日本の子供たちには表現も行動も馴染みがないと思います。
また、飛んでいるハエをハエたたきで「うつ」と書かれていますが、日本語で同じ状況を言葉にするとなると「たたく」か「ころす」になるでしょう。
息子も残念ながらほとんど興味を示しません。
この絵本は原文で楽しむべきものだと思いました。