これでもかと災難がふりかかってきて、どうなるのかと最後まで引き付けられます。
パーマーさんの人が良すぎるくらいの性格が、ユニークな行動になっていて、
思わず力が入った応援をしてしまいます。
奥さんや子どもたちへのお土産が役に立つところもさすがだなあと思います。
そんな必死なパーマーさんに比べて、とってものんきなろばのおじいさん。
そのギャップがまた笑えます。
むずかしい表現もあって、恥ずかしながら「しのつく おおあめ」が分からず、
調べて納得しました。
他にも今では使わないような言葉があり新鮮に感じます。
こんな言葉に触れることが、名作といわれる小説を読むときに役に立ちそうです。
家族を想う気持ちがつまった絵本です。