ロバのシルベスターとまほうの小石」 みんなの声

ロバのシルベスターとまほうの小石 作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:せた ていじ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年02月
ISBN:9784566008359
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,237
みんなの声 総数 87
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

87件見つかりました

  • お母さんどうしへの読み聞かせに。

    • だんごむし3兄弟さん
    • 40代
    • その他の方
    • 千葉県
    • 男の子16歳、男の子12歳、男の子8歳

    子供への読み聞かせももちろんのこと、お母さんどうしの読み聞かせにもピッタリ。

    両親が一生懸命愛する息子を探す姿は自分自身のものとなり悲しくまた、苦しくさえなります。でも最後息子が心から自分はここだと願うことと、両親が息子がここにいると感じる偶然が奇跡を起こしたのでしょうか。親子の深い愛情、絆を感じ共感できる絵本です。

    最後のページの絵に、むすこをだいてうっとりとしている家族の姿を見て、思わず「よかったね。」と声をかけたくなりました。

    投稿日:2006/10/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • シルベスターが見つけた、赤い魔法の石。
    こんな不思議な石があったらいいな〜  誰でも一度は魔法が使えたらいいな〜と思ったことあるでしょうね。

    それが・・・のんびりやさんの、シルベスターは、ライオンから逃げる時に、あんまりこわくて、岩になってしまったもです。
    かわいそうに・・・

    お父さんとお母さんはどんなに悲しんだか、親の気持ち、分かります!
    シルベスターもどんなに悲しかったでしょう。
    お父さんや、お友達ももみんなで探してくれました。

    絵がきれいでのどかで、飽きませんね!

    そして お父さんとお母さんの悲しみよう。
    表現がとても悲しそうで、暮らす張り合いがない。
    突然子供がいなくなったら・・・きっとこんな気持ちでしょう。
    分かります。  分かります。

    しかも雪が降り、春が来る、月日が流れていたんですもの。

    願いが叶って、お父さんお母さんに会えた時の喜びよう。

    涙 涙ですよね!

    こんなふうに、子を愛する親の気持ちや、再会の喜びを
    ステキに絵本にしてくださり、嬉しいです!

    投稿日:2006/09/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 家族愛が伝わって来る作品。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    ロバの子供のシルベスターは、綺麗で珍しい石を集めるのが好きでした(o^_^o)
    ある日・・・・・・。ちょっと滑稽ではございますが、家族愛が伝わって来る、心温まるお話でございました(o^_^o)お話の結末は想像出来てしまいがちですが、なかなか好きなお話でございました♪

    投稿日:2006/06/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 親が子を思う気持ち

    以前何かの番組で絵本ソムリエの方がお勧めしていたので読んでみましたが、絵がほのぼのとやさしいのですが本の内容はしっかりしています。シルベスターというロバが魔法の小石を手に入れひょんなことから岩になってしまい元の姿に戻れなくなってしまう・・・そして年月が過ぎていくのですが両親はその間もずっとシルベスターを探しつづけ、そしてピクニックに行ったある日・・・。子供を思う親の愛情に胸がじ〜んとくるいいお話です。

    投稿日:2006/05/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 魔法の落とし穴と親の愛

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    読み聞かせ仲間で、この本が好きで好きでたまらないっ!という人が二人います。二人とも、シルベスターのぬいぐるみ(ひっくり返すと石になるもの)を持っていて、嬉しそうに見せてくれました。
    そんな彼女達の情熱に推されて、読んでみました。
    絵が飄々としていてさらっと描いてあるようですが、内容はなかなか深いものでした。
    魔法の小石なんて見つけてしまうと、普通は大喜びなのですが、このお話では、あっけなく魔法の楽しさは終わってしまいます。それも、石になった為に魔法の小石に触ることができないという単純だけど、とても重要な理由で。
    ここに魔法の落とし穴があって、簡単に願いが叶うなんて事ないんだよ、と言われているような気がします。
    そして、その後シルベスターが石になっている期間のなんて長いこと!それでも、両親はシルベスターを忘れずに探し続けます。
    親というのは、時間とともに世間が忘れ去っても、決して我が子のことは忘れず、あきらめないものなのです。シルベスターを想う気持ちや失った悲しみが、やはり親である私にひしひしと伝わってきました。
    そして、再会の時は唐突に訪れます。
    やはりほんの偶然で魔法が起こり、シルべスターは元の姿に戻りますが、子どもを思う気持ちは、魔法さえ呼び寄せるのかもしれません。

    お話は結構淡々と進んでいくのですが、シルベスターの気持ちや両親の気持ちがよく伝わってきます。魔法の落とし穴や、気づかずに親が魔法を解いてしまうことなど、考えてみると、あまり他にはない系統の本かもしれません。

    投稿日:2006/04/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 親の愛

    ロバのシルベスターが魔法で岩になってしまうと、どうして岩になっちゃったの?ロバはどこにいっちゃったの?と心配そうにしている娘。両親が必死にシルベスターを探している姿は読んでる自分もせつない気持ちになります。
    岩になってしまったシルベスターを元のロバに戻す奇跡はやっぱり親の愛の力。心温まるストーリーでした。最後は絵本同様親子で抱き合って喜びました。

    投稿日:2006/03/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • ハッピーエンド

    ロバのシルベスターが偶然にも魔法の赤い小石を見つけるところから始まります。運が悪いことに、突然ライオンが現れ、あわてて”岩になりたい”と願ってしまい、岩に。もうどうすることもできません。小石を触っていないと願いはかなわないのです。動物達がたくさんでさがしてくれるのですが、見つかりません。だんだんシルベスターもロバに戻ることをあきらめていくのです。読んでいる私たちも、もうダメなんじゃないかと頭をよぎり、結末は、どうなるんだろうとひきこまれました。随分月日は経つのですが、最後には、願いは届きました。ハッピーエンドです。子供たちは、ほっとしたようです。希望を捨てずにあきらめなければ、願いは届くっていいですね。

    投稿日:2006/03/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 四季の移り変わりの絵もいい★

    この題名だけ見ると『ハリーポッターと賢者の石』に響きがよく似てますよね〜
    (みなさんはそう思いませんでしたかァ?)

    息子も本を見ずに題名を聞いた時、とても期待しすぎて
    本を見せたら、「な〜んだァ」が第一声でした。
    でも、岩から元のロバに戻れたのを見聞きして、「よかった」
    と、ホッとした様子。本の世界に入っていけたようです。

    シルベスターが、魔法の小石と確信して、おとうさん、おかあさんを驚かせようと急いで帰る途中、とんだ災難に遭ってしまったんですね。おとうさん、おかあさんの願い虚しく、夏が過ぎ、秋になり、冬が来て、春に。切ないけれど、いちご山の季節の移ろう様子が美しいです。

    春になって、「元気出そう」とピクニックに出掛ける、おとうさんとおかあさん。そして、目の前の岩がシルベスターに!
    春が幸運を運んできたような結末で幸せな気分になりました。

    投稿日:2005/01/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • ハッピーエンド♪

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子9歳、女の子4歳

    確か絵本ナビショップで、ひとつも売れてない商品として、このぬいぐるみが紹介されてましたよね?!(その後どなたか買われたようですが・・・)で、俄然興味が沸きました。
    一体どんなお話なんだろう?!
    図書館でもずっと探していたのですが、いつもなくて、昨日やっと見つけた時はガッツポーズ!
    ワクワクしながら読みました。

    小石集めが好きな(実は、私も大好き♪海や川に行くとついつい熱中しちゃいます(苦笑)。おじゃる丸のカズマもそうだけど、けっこう同趣味の人っているんじゃないかしら?!)ロバのシルベスター。
    ある日、何でも願いの叶う魔法の小石を見つけたけど、突然現れたライオンから逃れるために、岩になりたいなんて願ったものだから、さあ大変!!

    ストーリーの展開がドキドキ物で、どうなっちゃうんだろう?!無事もとの姿に戻れるんだろうか?!あっという間にお話の中に引っ張り込まれてしまいます。
    とうさんとかあさんの気持ちを考えると、本当にせつなくなり、ラストのハッピーエンドでは、いっしょに踊り出したい気分になります。

    悲しい事故や事件のニュースを聞くたび、いたたまれない気持ちでいっぱいになります。実際の世の中も、ハッピーエンドばかりなら、どんなにいいか・・・。

    投稿日:2005/01/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • どうしよう!

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子8歳

    実は国際児童文学館で、この本のワークショップに
    親子で参加したことがあるのです。
    受付で魔法の石なるビー玉を受け取った私たち親子は、
    シルベスターと同じく石になってうずくまりました。
    会場は暗くなり、ナレーションが響いてきた時の
    怖かったこと。
    離れていた長男が孤独感に泣き出しました。
    そう、だからこそ、ラストは感動なのです。

    投稿日:2004/11/30

    参考になりました
    感謝
    0

87件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

からすのパンやさん / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(87人)

絵本の評価(4.67)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット