「やぎのグッドウィン」 みんなの声

カラフルになってしまったヤギ。
原因は絵具を噛もうとしたから〜！？
さ〜ここからが大騒動の始まりです。
未就学児未就園児は読み聞かせで、小学校に入ったら一人読み出と、長く読める重宝する１冊かもとも思いました。
カラフルな表紙からも何だかわくわくしますね！

ドン・フリーマンの絵本だったので、手に取りました。まっしろなヤギのグッドウィンが絵の具をかんだことから、大騒動にまでなってしまうのですが・・・。最後まで展開もおもしろく、幸せなラストにほのぼのしました。ドン・フリーマンの他の絵本と絵の印象が違うなと思っていると、あとがきを読むと、未完だった原稿を出版された本なんですね。出版してもらって読むことができてよかったです。

少々雑な感じのする絵本ですが、解説でこの絵本のできた経緯を読んで、とても温かい気持ちになりました。ドン・フリーマンさんにとって忘れられない思い出と、未刊になったままの原稿が形になった絵本なのですね。
いたずら好きのヤギが、引き起こしたドタバタ騒ぎで、飼い主にも絵を描いていた婦人にも、そしてヤギのグッドウィンにもしあわせが訪れました。
絵の具を身体中に付けた姿が、とても愉快でした。