「声にだすことばえほん」シリーズの一冊です。
ラーメン屋まんねんに一本の電話。
おばけマンションからラーメンの注文です。
嫌な噂を聞いてはいるものの配達することに。
臆病なまんねんさんは、弟を誘いマンションへ…。
期待を裏切らない、おどろおどろしさ。
ビビリまくりながら最上階めざして行く二人に私もドキドキ。
会話が、ほとんどことわざで行き交っています。
意味がわからずとも、リズミカルな響きを楽しみつつ、各ページの状況からこどもたちは意味をくみ取れそうです。
はた先生んの描くおばけは、どこかちょっとユーモラス。
小さいお子さんも大丈夫かも。
当時、息子が声を出してことわざの部分だけを読みました。
声に出す事って、“ことば”に力を与えるものだな〜と改めて思いました。
齋藤先生の後書きを読み、ことわざのたくさんの役割を再認識しました。