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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ちいさい いすの はなし」 みんなの声

ちいさい いすの はなし 作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
出版社:ハッピーオウル社
税込価格:\1,408
発行日:2006年12月
ISBN:9784902528169
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 34
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34件見つかりました

  • 思い出がいっぱい

    じんとしてしまいました。
    ちいさいいすが、ひとり、森の中にいる場面はあまりに
    静かで、あまりに美しく、あまりに寂しくて、胸がきゅうと
    なってしまいました。
    一緒に読んでいた娘は・・やっぱりよくわからないよね。
    このちいさいいすの気持ちはね。
    娘はまだ渦中にいる人だから。
    「この いす もういらないよ」と言った絵本の中の
    おとこのことおんなじだから。
    今はよくわからなくとも。
    大きくなって、またちいさいいすとめぐりあったおとこのこと
    同じように、大人になったらわかってほしいな。
    それまで大事に娘と毎日を共にした持ち物はとっておかな
    ければ(あ、でも大事にとっておくのではなくって、別の
    「ちいさいこ」に譲り渡した方がいいのかなあ。悩むところです)。

    投稿日:2012/03/30

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  • あぁ、良かったって思えます。

    たまたま目に入って、読んでみましたが、とても良かったです!
    それぞれに役割があるっていう風にも感じられたのですが、やはり大切にされた物には想いが残るものなのかなぁと思いました。
    様々な人の手に渡っても最後には一番最初に大切にしてくれた人のもとへと戻るなんて現実には滅多にないからこそ、じんわりと胸が温かくなりホッとしました。
    捨ててしまうよりも、他に必要としてくれる人がいないか捜すというのは大切なことですよね。
    たった一つの物にだって生み出してくれた人、使ってくれた人がいるんだよって言いながら読んであげたくなる本です。

    投稿日:2012/02/17

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  • 椅子への想い

    • リーパンダさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子10歳、女の子8歳

    娘にと思って読んでいたのですが、
    これはどうも私向きだったようです。
    子供時代よりも大人になったらわかる感情や想いの強さの違いが
    書かれていて、ジーンときてしまいました。

    いつまでも使ってもらいたい椅子の気持ちもわかるし、
    それを使う子供は大きくなっていき必要としなくなるのも
    わかります。

    それが時を経て、また自分の元に偶然戻ってくる。

    もっと子供が大きくなってから、また読み返してもらいたいと思います。

    投稿日:2011/05/29

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  • いすの思い出

     鈴木まもるさん・竹下文子さんご夫婦の心温まるすてきな絵本。
    作品の内容だけでなく、お二人のすてきな関係や、子育てに注がれたすてきな時間・・・そんな「すてき」が至る所にたくさんあふれている絵本です。

     我が家にも、娘が生まれた頃から大切に使っていた小さな手作りの揺り椅子がありました。
    大人用の揺り椅子に私が座り、その横に並んだ小さないすには、お人形を抱いた娘が座り、2人でゆらゆらと揺れながら、いっしょに歌を歌ったりしたのが、つい昨日のことのように思い出されます。

     絵本の中のいすは、子どもの成長と共にいつしか押入れの中で忘れ去られ、我が家のいすは、引越しのために、近所の子の元へともらわれていきました。

     長い年月を経て、再び奇跡の出会いを得た「ちいさいいす」。
    また「子供用のいす」として、子どもといっしょに暮らすしあわせな日々が始まります。
     我が家のゆりいすが、いつか海を越えて、また娘のもとに戻ってきてくれることはないだろうと思いますが、新しい家族の中で、「ちいさいいす」のように、子どもたちをひざに乗せて、笑顔に包まれた一生を送ってほしいな、と願っています。

    投稿日:2011/05/13

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  • 特別なモノ

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    ある男の子が生まれたときにプレゼントされた小さな椅子。
    それから男の子はその椅子とずっと一緒でした。
    おやつを食べるとき、遊ぶとき、そして叱られて悲しくなってしまったときも。
    でも男の子はどんどん成長し、もう椅子には座れないぐらい大きくなりました。
    そしてとうとう、椅子はお払い箱になりました。
    大好きな子どもと離れなくてはならなくなった椅子の気持ちが、とても切ないです。
    男の子は何とも思わないのかなぁ、なんて悲しく思いながら読み進めていくと・・・。
    素敵なラストが待っていました。
    やっぱり男の子の心にも、大事な存在としてずっと残っていたんですね。
    今は何でも使い捨ての時代ですが、やっぱり長い時間を一緒に過ごした、思い出がいっぱい詰まったモノは特別です。
    それを忘れないでいたいな、と思いました。

    投稿日:2010/11/03

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  • 3歳1ヶ月の息子に読んでやりました。とてもすてきなお話でした。生まれる前にいただいた小さなイスが、お友達のように使われていきますが、大きくなると使えなくなり納戸にしまわれてしまいます。でも、小さな子に座ってもらいたくて、お友達になりたくて、自ら旅に出るのです。でも、なかなか小さな子に座ってもらえることはなく、時を経てリサイクルショップの店頭に並んでしまいます。そんな矢先に若い夫婦がこのイスを見かけ、自分が小さい頃に使っていたイスだ!と買って行きます。自分達にももうすぐ赤ちゃんが生まれるからと。

    息子が生まれ、その成長とともに使えなくなっていったものが結構あります。思いや思い出などたくさんあるのですが、もう今は使えず、狭い家の中におき続けることはできないので、絵本のようにしまってしまいます。そんなしまわれてしまった気持ちをイスの視点から書いているので、なんだかじーんと来てしまいます。特別な話ではなく、お子さんのいる家ならどこでも同じ様なストーリーがあるのではないでしょうか。

    でも、モノはきっと小さい子に受け継がれたいと思っているのかもしれません。そう思うと、処分するというよりは、また誰かに使ってもらえるようにとリサイクルショップなどにおいてもらうのもいい選択だと思えます。新しいものや消費の時代といわれますが、こうやっていいものは大事に使っていきたいなーと思いました。息子はわかったのかどうかはわかりませんが、最後に「よかったねー」とにっこりしたのが印象的。ものを大事に使おうねというのだけは伝わったのではないでしょうか。

    投稿日:2010/10/09

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  • 物にも心がある

    ちゃんと読み応えのある良い絵本です。
    さすが大好きなご夫婦の絵本!
    本を抱きしめ嬉しくなるような素敵なお話でした。

    物を慈しむ心を思い出しました。
    長く大切にされると、物にも心が宿ってつくも神になるなんて言いますが、昔から物にも感情があると考えられてきた国なのですね。
    ちょうど諸事情で除けてある娘のイスを思いました。いっぱい思い出があります。
    ガタガタに壊れるまで、もう一度活躍してもらおうと思いました。

    親はもちろん、子どももある程度大きくなって小さい頃を懐かしがるような歳にお薦めです。

    投稿日:2007/12/08

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  • 子育て時代と、グッズへのオマージュ・・・

    • みかぞう♪さん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子11歳、男の子9歳

    こども用の小さな木のいすが、主人公のおはなしです。

    心を込めて作られたいすの寿命に対して、いすがこどもに必要とされる時期は、
    あまりにも短い。
    乳幼児期に登場する子育てグッズは、みんなそういう運命かも知れません。

    でも、いすは、こどもの成長と共に、お蔵入りするのは、イヤだったんです。
    だって、もっともっと、ちいさいこどもとなかよくしたい。
    物置を抜け出して、夜道を歩くいすの姿は、本当に淋し気で切なくて
    胸がつぶされそうになりました。

    でも、最後にしあわせな結末が・・・。

    現在進行形で、ちいさいいすと過ごしている世代の親子よりも、
    その時期を通り過ぎてしまった人たちへの絵本だと思います。

    私も、わが子のちいさい頃を思い出しながら、何度も読み返しました。


    この本の作者、竹下、鈴木ご夫妻には、高校生の息子さんがいらっしゃいます。
    数年後の、希望的観測も込めた絵本なのかな♪

    全部の絵を、ベニヤ板に描いたそうです。
    後半に出てくる古道具屋さんの屋号「閑猫堂」は、竹下先生のブログと同じ名前です。

    ブログの「絵本の作り方」の欄を覗くと、この絵本の製作過程がわかって、
    また楽しいと思いますよ。

    投稿日:2007/08/01

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  • 大人向けの絵本かな?

    息子の大好きな絵本「ピン・ポン・バス」と同じ
    作家さん、画家さんの絵本だったので読んでみました。

    主人公は、小さい子供用のイス。
    男の子とずっと一緒だった小さなイス。
    でもある日、イスは物置に連れて行かれ・・・

    途中、イスはどうなってしまうのかとドキドキしましたが、
    とても素敵な運命が小さなイスには待っていました。
    子供の頃の思いって、大きくなっても変わらないものなんですね。
    何か忘れられていたことを思い出させてくれるような、
    素敵なお話でした。5歳の息子には、ちょっと難しかったかな?
    大人向けの絵本のような気がします。

    投稿日:2007/04/20

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  • 色々な思いがこみあげました。

    小さな木の椅子の視点で描かれた絵本です。
    赤ちゃんと一緒に仲良く過ごした時間、男の子になって踏み台として過ごした時間・・・
    息子の成長を見ているようで、私も色々思い出しながら読みました。

    そして、椅子は「小さくなった」と言われ物置に連れて行かれます。
    息子の椅子も、こんな気持ちになるのかな?
    赤ちゃんのとき使っていたものも。。
    色々考えさせられました。

    この椅子は、巡り巡って・・・
    とっても素敵なお話です。
    小さい頃に使っていたもの、覚えているものですよね。
    自分の小さい頃のものとも久しぶりに再会したい気持ちになりました。
    息子の使っているものも、大切に大切にしようと思います。

    投稿日:2007/03/22

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