「この怖いの読もうよ〜」と何度も持ってきます。
確かに表紙は怖いですが、内容はちっとも怖くない、いえ、むしろ楽しいです。
かんたの歌ったでたらめな歌に反応した妖怪たち。みんな恐ろしげな姿かたちなのに、泣き虫で、優しくて、おもしろい。こんな妖怪たちだったら、怖がりな子だって一緒に遊びたくなっちゃいますよね。
妖怪たちと遊ぶかんたは本当に楽しそう。ページいっぱいに描かれた躍動感のある絵で、ダイナミックな妖怪たちとの遊びが描かれています。
最後はお母さんのところに戻ってほっとできるのも子どもの気持ちをひきつけるのでしょうか。
絵の雰囲気や内容がどちらかというと男の子向けですが、4歳の娘もとても気に入っていました。