男の子が遊びに出ますが誰もいない。とうとう、神社まで来てしまいつまらないからと、めちゃくちゃな歌を歌うと、大きな木の穴から「こっちゃ来い・・。」と呼ぶ声がしました。すると、穴の中に吸い込まれてしまいます。そして、木に乗った3人の化け物が遊んでとやって来ました。
嫌々ながらも、色んな遊びをした男の子。化け物が疲れて寝ている横で月を眺めながら、寂しくなって「おかあさん」と呼ぶと、叫ぶのを止めようとした3人を振り切り、元の世界に戻りました。
そのあと、あの、めちゃくちゃな言葉を思い出す事もなく、三人を思う男の子でした。
神社の独特な空気の中で、本当にありそうな話です。絵本を縦にしたり、横にしたりするのも変化があり面白かった。