もうすぐ赤ちゃんの出来るママは、赤ちゃんを迎える準備に忙しくて、みほちゃんはかまってもらえないのでおもしろくありません。
自分のつかっていたケープが、赤ちゃんの箱の中にあったので、「だめ」と言って取り出してしまいます。
おねえちゃんになる複雑な心境が丁寧に描かれていて、それでもあかちゃんのことは気になるから、最近赤ちゃんの生まれたおうちに遊びにいきます。実際に小さい赤ちゃんと触れ合うことで、赤ちゃんへのねたみが喜びに変わっていく小さな変化が、自然に描かれていて素晴らしい絵本じゃないかと思います。
幼い子の気持ちを大事にして、おねえちゃんだから、おにいちゃんだからなんて、その子の気持ちを踏みにじるような言葉はかけたくないなと考えさせられました。