時代活劇風絵本でした。(←こんなジャンルあります?)
川端さんの「野菜忍列伝シリーズ」第2弾です。と言っても、第1冊はまだ読んでいません。このアスパラ郎がとても面白かったので、1巻も近々探して読みたいです!
時代物って、勧善懲悪で決まり文句とかあって、お話の先がなんとなく想像つくけど、見ていて安心できるところがいいんですよね〜。
アスパラ郎の秘剣『アイダホ切り』で、芋吉がやられた時も、『アスパラガス(気功術)』が、町の荒くれ集・じゃが一家に決まった時もすごく小気味よかったです。
私は個人的に、じゃが一家の薩摩からの助っ人用心棒「芋天と芋金」が好きでした。
この二人、助っ人のくせにちっとも活躍しなかったけど、ひょこっと頭が一回り大きい分、画面の端に常に見えてて、その存在感が何とも言えませんでした。
また、裏表紙に載っている「皿多屋(絵本に登場する食事処)」特製のおいしいマヨネーズドレッシングの作り方も良かったです。