としょかんライオン」 みんなの声

としょかんライオン 作:ミシェル・ヌードセン
絵:ケビン・ホークス
訳:福本 友美子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2007年04月
ISBN:9784265068173
評価スコア 4.81
評価ランキング 275
みんなの声 総数 182
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182件見つかりました

  • 大好きの二乗

    • ランコタママさん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 岩手県
    • 男の子9歳、女の子9歳、男の子8歳、女の子6歳

    題名と表紙の絵で、即買いました。
    大好きな図書館と大好きなライオンが一緒だなんて、手元に置きたいと思って当たり前。
    読んで、また大好きになりました。
    ぜひ、本好きの孫にと、すぐにプレゼントしました。
    メリウェザーさん、良いキャラクターですよね。
    いかにも図書館にいそうな、真面目で、きちんとしていて、余裕があって、見かけによらず子供の気持ちを持っている。
    そんなメリウェザーさんを手伝うライオンの表情がまた良いですね。
    お手伝いをするのが楽しくて仕方がないと、全身でものがたっています。
    最後に、ライオンを快く思っていなかったマクビーさんが良い事をするのも子供に届く絵本として、良かったです。
    皆が楽しそうに、喜んでいるページに、私も入りたいです。
    大きなライオンに寄りかかって好きな本を読む。
    最高の幸せです。

    投稿日:2016/10/19

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  • きまりについて考えさせられる

    5歳の息子と読みました。
    温かいストーリーと、「きまり」についてちょっと考えさせられる絵本。
    まずは、図書館にライオンがいる、という設定に息子はドキドキ。
    ちいさなこどもたちを背中に乗せてくれるライオンが図書館にいるなんて。
    やわらかい感じのイラストが、またその気持ちを盛り上げてくれます。

    もちろん目的があって作られた「きまり」なので、
    守ることは大切ですが、
    あくまで人間のための「きまり」であるので、
    「きまり」より大切なことがある場合もある、
    と息子に何となく伝えられました。

    投稿日:2016/10/20

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  • 図書館に親しみを

    6歳の息子と3歳の娘に読みました。
    図書館にライオン!?、思わずぎょっとする表紙で、子どももすぐに興味をしめしました。
    図書館での立居振舞を絵本から学び取ってほしくて取った一冊でしたが、そういった教訓よりも、心にひびく感動の話です。
    こんなライオンいたら面白いよなあ。

    投稿日:2016/10/20

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  • ルールを決める、守るということ

    あちらこちらで、話題になっている絵本でしたので、読むのがとても楽しみでした。

    やはり、評判に間違いはなく、絵もよく、ストーリーもよく、何より出てくる人のキャラクターが素晴らしいです。

    町の図書館にライオンがきておろおろする図書館員のマクビーさん。館長のメリウェザーさんに「どうしましょう」とおうかがいをたてますが、図書館のルールを守っているのであれば、たとえライオンであろうと受け入れましょうと言います。

    誰にでも開かれた図書館ですから差別はなし!という判断です。とても厳しそうに見える図書館長さんですが、判断の基準がとてもはっきりとしていてブレがありません。なので、ライオンにははっきりと「図書館内で大きな声を出さないこと」と念を押します。

    ところが、ある日、ライオンがどうしても大きな声を上げなければならない事件が起きてしまいます。でも、そうする他にはなかったので、「例外」に当たるのですが、ライオンはルールを守らなかったということで、自らとぼとぼと図書館を出て行くのです。

    この先は、あまりネタバレしたくないのでストーリーは書きませんが、ルールはなんのためにあるのか。どうして守らなければならないのか。そして、例外はどんなときに認められるのか、など、子供たちのみならず、大人もよく考えなければならないことを教えてくれます。

    ぜひぜひ、手元に置いておきたい絵本です。

    投稿日:2016/10/11

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  • ちゃんとしたわけ

     まずは「決まり」ありき、の図書館の館長さん。やってきたライオンに、「決まりを守ればOK!」と、入館を許可する大胆さと太っ腹さが愉快です。でも、ご本人は大胆と思っていないところが また面白い。

     ライオンと図書館。意外な組み合わせですが、なかなかマッチしています。しっぽでほこりを払ってくれるし、大きな舌で手紙の封も手伝ってくれるし、小さな子どもを背中に乗せたり、クッションがわりにもなるのですから。

     ところがライオンは、決まりを破って、つい大声で吠えてしまいました!でも、しかたがなかったのですよ。「ちゃんとしたわけ」があったのです・・・。

     図書館員のマクビーさんの四角四面さ、でも本当は持っている優しい気持ち。ライオンに早く会いたいからと、決まりをやぶって館内を走る館長さん。二人の人情味に温かい気持ちになれました。「ちゃんとしたわけ」が通る柔軟さは、子どもたちも含めて みんなを幸せにしてくれましたね♪

     楽しく嬉しい気持ちになるとともに、「決まり」の意味についても考えさせてくれる素敵なお話です。

    投稿日:2016/10/09

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  • ライオンがいるなんて!

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    私も子どもも大好きな図書館。そこにライオンがいたら!実際に想像してみるとすごい光景ですよね。
    図書館にライオンが通いだします。みんなともなじんできますが、ある日、やむをえない事情があって規則をやぶってしまい、出入り禁止になります。その後ライオンは・・・。
    規則を守ることは大事、でもそれ以上に大事なこともあるのだと、この本は教えてくれてると思います。幼稚園に入っていろんなルールに出会うころに、読んでみるのもおもしろいかもしれません。

    投稿日:2016/10/02

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  • やさしい気持ち

    園の図書コーナーで長女が持ってきました。
    変わったタイトルの絵本だなと思って読み始めたのですが、読んでいくうちにどんどん引き込まれていきました。
    叱られたライオンさんが図書館にこなくなった日。
    娘は、「なんで?なんで?どこいっちゃったの?」ととても心配していました。
    読んでいる私も切ない気持ちになりました。
    結果的にはハッピーエンドになります。本当によかった。
    とてもジーンとした絵本でした。

    投稿日:2016/09/05

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  • あったかい絵本

    ライオンが図書館に?と表紙を見てミスマッチなのが印象的でした。
    私自身も図書館が大好きなので図書館が好きなライオンの気持ちとってもわかる気がしました。ストーリー中盤はライオンの後ろ姿がとっても切なかったです…でもライオンは自分にできることをして、最終的にはみんなに歓迎されるようになって良かったです。あったかい気持ちになれる素敵な絵本です。

    投稿日:2016/03/16

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  • 思い

    初めて読んでみると文章が長いのですが
    中にはいろんな思いが詰まっているようにおもいました。
    きまり、ってなんだろう。
    人の気持ちってなんだろう。
    そういうことを自身で考えるきっかけになるとおもいます。
    気持ちに添うことはたいせつだけど
    ルールも大切。
    どちらかに偏ってはいけないけれど
    守らないといけないこともある。
    答えをだすことより、かんがえることが大切ですね

    投稿日:2015/07/19

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  • 私も図書館という場所が大好きです。
    そして「としょかん」が舞台となる絵本も
    意外といっぱいあるものなんですね。

    「きまり」を守って
    みんなが入れる場所。

    ありえないけれど、
    ライオンさんだって
    図書館が大好きで
    みんなと交流したい、
    そして館長さんや職員さんの対応も
    絵本のストーリーとして
    大切なことを描かれています。

    けがをした人を助けるために
    走った、大声を出した。。
    そんなライオンのために、

    責任のある立場の館長さんだけれど
    人情味のある判断をしているところが
    私はとても好きになりました。

    投稿日:2015/06/13

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