ナビの他の方も書いているように、「花咲かじいさん」的な昔話です。
絵本には〈どこの〉昔話か書いてありませんでしたが、作者(再話者)の小林照子さんが、岩手県の昔話の再話者でいらっしゃるので、きっと『岩手の昔話』ですよね。
桃太郎や一寸法師、笠地蔵など、地域によって言い伝えが違うので、この話は『花さかじいさん』的昔話と考えていいんじゃないかと思います。(後書きとかに詳しく書いてある訳ではないので、断言はできませんが)
うちの下の子は怖がりなので、このお話の結末を見て、「やっぱり昔ばなしって、最後が怖いのが多い」と、怒ってました。
うちの子は、「最後はみんなが幸せになりました」という結末のお話が好きなようです。
なので、評価は子どもの意見も尊重して星四つで!
どぎついシーンもありましたが、人のいいおじいさんと白犬との友情(?)が、赤羽さんの絵からすごく伝わってきてよかったです。