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そばがらじさまとまめじさま」 みんなの声

そばがらじさまとまめじさま 作:小林 輝子
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\880
発行日:2008年10月
ISBN:9784834023787
評価スコア 4.42
評価ランキング 12,513
みんなの声 総数 18
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18件見つかりました

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  • 花さか爺

    • ヤキングさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子2歳

    お話は全体的に花さか爺さんに似ています。
    でも最後はこっちの方が怖いです!
    赤羽末吉さんの絵が更にそれを際立たせています。
    でもなぜかこちらの方が最後の落ちとしてはうまく納まっている気がします。
    第三者ではなく、自分たちの言動でこうなったからかもしれません。
    読み終わった後はスカッとしました。

    ただ、息子は押し黙ってしまいました。
    刺激が強すぎたかもしれません。

    投稿日:2011/06/01

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  • 最後はやっぱり・・・

    はなさかじいさんの別バージョンのようなお話でした。

    赤羽末吉さんの絵で、独特の昔話の空気を醸し出しています。話の展開も、方言も面白かったのですが、やはり最後は枯れ木に花を咲かせる「はなさかじいさん」であってほしかったです。そこだけが残念でした。

    投稿日:2011/05/11

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  • 我が子

    まめじさまが、そばがらじさまが捨てた犬を我が子のように育てたから
    犬の恩返しにとれました。めんこい、めんこいと我が子のように育てた犬を殺されたまめじさまの気持ち考えると可哀そうで胸が切なくなります。犬の上に乗ったまめじさまの幸せそうな顔がとても印象に残ります。一緒に暮らせた時の幸せだった頃があって思いでがいっぱいあってよかったと思いました。赤羽末吉の絵は、やっぱり昔話になくてはならない存在だと思いました。凄い怖い結末には、そばがらじさまに同情したくなります。

    投稿日:2011/04/26

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  • 見てほしいのは、おじいさんと犬の友情。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    ナビの他の方も書いているように、「花咲かじいさん」的な昔話です。
    絵本には〈どこの〉昔話か書いてありませんでしたが、作者(再話者)の小林照子さんが、岩手県の昔話の再話者でいらっしゃるので、きっと『岩手の昔話』ですよね。

    桃太郎や一寸法師、笠地蔵など、地域によって言い伝えが違うので、この話は『花さかじいさん』的昔話と考えていいんじゃないかと思います。(後書きとかに詳しく書いてある訳ではないので、断言はできませんが)

    うちの下の子は怖がりなので、このお話の結末を見て、「やっぱり昔ばなしって、最後が怖いのが多い」と、怒ってました。
    うちの子は、「最後はみんなが幸せになりました」という結末のお話が好きなようです。
    なので、評価は子どもの意見も尊重して星四つで!

    どぎついシーンもありましたが、人のいいおじいさんと白犬との友情(?)が、赤羽さんの絵からすごく伝わってきてよかったです。

    投稿日:2010/11/02

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  • なかなかシュール

    読み進めるうちに娘が「なんだか知ってる話に似てるよ」と言い出しました。
    たしかに花さか爺さんとはなしはそっくりなのですが
    なんだかこちらの方が迫力と生々しさが上回ります。
    最後は罰が当たるとか言うレベルでなく
    ちょっとおどろおどろしささえ感じます。
    ただ、話の展開は言葉もとてもリズミカルでサクサク読めます。
    いろいろな意味で底力を感じる昔話です。

    投稿日:2009/11/28

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  • はなさかじいさんに似ている

    読み始めて息子が「はなさかじいさんに似ている」と言いました。

    そして、絵を見て「スーホとだいくとおにろくの絵だ」と言いました。

    さすがに、昔話をたくさん読んでいるせいか、よく気がつくようです。

    強欲やいじわるには、必ず罰が当たるもの。

    そして、ねたみ、そねみというものも、人を幸せにはしないということが、伝わってくると思います。

    赤羽さんの味わい深い絵もいいなあと思いました。

    昔話は、これからいろいろな経験をしていく子どもたちに、たくさん読んであげてほしい絵本です。

    投稿日:2009/05/04

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  • 欲が深いと・・・

    昔話が気に入っている下の子の最近のお気に入りです。
    優しいおじいさんと欲深いおじいさんのお話です。
    なんだか花さかじいさんと似ているような・・・と思っていたら
    他の人のレビューにも花さかじいさんとそっくり!と書いてありました。
    いつも思うのですが、昔話ってとっても残酷ですよね。
    あまり読まないほうがいいのか・・・
    とちょっと考えたこともありましたが
    やはり語り継がれる昔のお話は想像も高め、子供に良いそうなので
    色々お話しながら読もうと思います。
    ちょっと違った花さかじいさん と思って読んで見てください。

    投稿日:2008/10/23

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  • 花咲かじいさんに似ています

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    赤羽末吉さんの絵が味わい深い日本の昔話です。
    そばがらじさまとまめじさまという二人の対照的なおじいさんが登場しますが、読み進めていくうちに、子どもたちは気がつきました。
    これ、花咲かじいさんにそっくりなのです。
    でも、犬が言うのは「ここ掘れ、ワンワン」ではなくて、「あっちの がけから ぼっかぼか、こっちの がけから ぼっかぼか、あおじしぁ ではれぇ、わん」でした。
    その結果、まめじさまは、あおじし(カモシカのこと)をどっさり捕まえて、毎日しし汁を堪能するという豪勢な暮らしをします。
    このように細部はちょっと違っていて、その都度まめじさまがおいしい食事を堪能しているのがなんだかちょっと可笑しいです。
    最後に出てくるのは、花咲かじいさんと同様灰なのですが、「枯れ木に花を咲かせましょう!」ではないのです。
    でも、その結果、花咲かじいさんよりも恐ろしい結末が!
    みんなで「怖い〜!」と叫んでしまいました。
    ちょっと変わった花咲かじいさんのお話として楽しめます。

    投稿日:2007/04/04

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