「給食番長」「あなたがとってもかわいい」と共にこれも、次女の8歳の誕生日会で読みました。(なんとまあ、3冊3様の選書でしょう?!爆)
子どもの頃、岩波の「スザンナのお人形/ビロードうさぎ」を持っていて、読んだことはあったのだけど・・・
酒井駒子さんの美しい絵と訳は、ちょっぴりせつないストーリーにぴったりで、読んでいる自分も、聞いている子どもたちや夫も、惹き込まれていくのがわかりました。
ぼうやとうさぎが、本物の友達になっていくシーンは、どれも素敵で温かく、お別れのシーンはせつなくて涙がこぼれそうになりました。
ちょっと意外なラストシーン(昔読んだストーリーも、はっきりは覚えてなかったので・・・)は、ええ、本当にこれでよかったのだろうか?との気持ちもなくはないのですが・・・我が家では「本物の兎=パンダ君」を飼ってることもあり、きっと、ビロードのうさぎも、ぼうやも、幸せな記憶を心の奥にしまいながら、それぞれの道を生きていくんだろうな〜と思えます。
クリスマスの影の名作ですね♪
さっそく、リビングに飾ります。
今週と来週に、3年生、4年生、5年生に読んでこようかなと思います。