トリッポンとおばけが、秋の夜に星つりに行くお話。
星って、一体どこでつるのでしょう?
ふたりがやってきたのは、林の中の小さな池。
水面には星や月がキラキラ光っています。
なるほど!池に映る星をつるなんて、とってもロマンチック!
舟に乗って星つりをしている絵は、息をのむほど幻想的で美しいです。
星ってつり上げる時キラキラ尾をひいて、まるで流れ星みたい。
もしかしたら、夜空の流れ星は誰かがつり上げているのかも…。
それに甘い星は多分、アイスクリームみたいに冷たくて口の中ですぐに溶けてしまうんじゃないかな。
もしくは、わたあめみたいにふわふわで、やっぱりすぐに溶けてしまうのかな…。
こんな風に読んだ後も、星の味を想像するのが楽しいですよ!