皆さんも感想に書かれていますが、本当に「美味しそう!」な絵本です。出てくるパンの一つ一つが、手にとって食べたくなるものばかり。パンのお礼に動物や鳥達が持ってくる木の実や果物、牛乳などを使って次々と新しいパンが出来上がっていくところには、大人でもわくわくしてしまいます。
商売っ気のなさすぎるパン屋さんにちょっとやきもきしてしまいますが、動物たちの口コミで、美味しいパン屋さんの評判は、森から牧場へと、そしてふもとの村へと届いていきます。そしてその結果、無事パン屋さんがお店を続けられるようになる、というお話の流れもすごく自然で、感心してしまいました。
最後に書かれているパンのレシピもとても簡単で、ぶきっちょな私でも試してみたくなりました。
図書館で借りて読んだのですが、ズバリ「買いたくなる本」です。