「てじな」 みんなの声

4年生のお話会で読まれていました。
もう少し小さい子に向く絵本だと思いましたが、子どもたちは楽しんで一緒に呪文を言っていました。

手品師の表情がおもしろくて笑えます。
クラスの読み聞かせよりは、手元で読みたい本です。
終った後に手にとっていて子どもたちがたくさんいました。

先日、保育園の誕生会で職員が手品の出し物をしました。ハサミで切ったはずのロープが長いままだったり新聞紙のコップに水を入れてもこぼれない等、単純な仕掛けの手品でしたが子ども達は真剣に見つめ大喜びでした。その余韻を残したまま、この絵本をクラスで読み聞かせましたが、ページをめくるたびに仕掛けが現れとても鮮やかに変化されて、思わず子どもの口から「お〜！」と歓喜の声が聞こえる程でした。その後「あんどら、いんどら、うんどら！」とすっかり流行ってしまいました。

「あんどら〜、いんどら〜、うんどら！」
この呪文、とってもおもしろいです。
つい「うんどら！」をやたら強調して読んでしまいます。
小さい子でも覚えやすい呪文なのか娘もすぐに覚えてしまい、
ひとりで絵本を開いて「うんどら！」を連発しながら読んでるのを見て
おかしくておかしくてふすまの陰で笑ってしまいました。
またこの手品師がとっても怪しくて…。
一番最後の笑顔なんて夢に出てきそうです（笑）
本当に「すごい手品だ！」と思って聞いてるかわかりませんが、
しばらくは娘にとって手放せない絵本になりそうです。

手品師のおじさんの胡散臭さがいいな〜
もういきなりツボでした。
ひたすら手品を展開してゆく手品師の様子に
何度も「スゴーイ。スゴーイ」と言っていた娘。
・・・うーん。手品自体はそうでもないような＾＾；
でもちょっとした仕掛け絵本になっているので
小さいお子様にも楽しんでもらえるのではないかと思います。
“あんどら　いんどら・・・・うんどら！”っていうフレーズ
なんだか口癖になってしまいそうです・笑

ターバンを頭に巻いたおじさんが、様々な手品を披露する絵本です。
まるで読んであげている私が手品をしてるかの様に「見ててよー」と言った調子でページをめくる手にもかけ声にも力が入ってしまいました。
子供が元気のない時、読んであげたい一冊です。

怪しげな手品師が呪文を唱え
次のページで輪を増やしたり　動物を変えたり…
そんな繰り返しの絵本です。
ページにちょこっと穴が開いているだけの仕掛け絵本なのですが
（こういう言い方は失礼かもしれません…ごめんなさい）
このひと工夫で　この絵本がぐんと面白くなってる感じです。
思わず穴の開いているページを
何回もめくったり戻したりして
どこが変わったのか確かめたくなります（笑）
読み聞かせ会などで　前座の一冊として読まれるのもいいかも…
そんな風にも思いました。

手品の内容や「あんどら　いんどら　うんどら！」という独特の呪文はもちろんのこと、その表情だけでも楽しませてくれる絵本です。
得意そうだったり、時に妖艶だったり、お茶目だったり、恐々としていたり、最後には満面の笑みを見せてくれました。
このおじさん、アラビアン・ナイトに出てきそうな格好で、それだけで子どもの心をつかんでいました。

４歳の子供がしかけを見るために、何度も本をめっくてはもどしを繰り返し、楽しんでいます。とくに呪文の言葉を唱えるのがうれしいようで、めくるタイミングに合わせて大きな声で言っています。ページ数もこのぐらいの子供に合わせて、飽きない程度になっているので、お勧めです。

うちの下の子は寝るときはママだけど、本はパパに読んでもらうのが習慣になっていますが、パパは基本的に長い本は読まない主義。でも、とってもおもしろく読んでくれるので私が読む本を聞いているはずの娘すらもパパの読む本に興味心身。
この手品の本は、パパも気に入ったみたいで読む本はこれだといって息子に読んでくれています。
その読み方がまたなんといえずおもしろく読んでくれています。呪文を面白く読んだりと聞いている私もわくわくしています。手品師になった気分で読むとおもしろいみたいです

初めてこの絵本を知ったのは長女が５歳の時。
そのときはソフトカバーの絵本だったような気がします。
幼稚園の参観日でこの絵本を先生が読んでいるのを見て、すごく面白いと思いました。

派手ではなくただ穴が開いているしかけ絵本なんですが、それがうまーくてじなにはまっていてよくできてるなと感心させられます。
そしてなんと行ってもてじなの呪文でしょう！
「ちちんぷいぷい・・」
ではなく
「あんどら〜いんどら〜うんどら。」
どことなくなつかしく、強烈なインパクトがあり、子供も面白がる魔法の呪文です。

そして今、入園した次女があのころの長女のようにこの絵本を気に入っています。
長女も
「あこれ、面白いよね。懐かしい。」
と言っています。

ほとんどの幼稚園児にうけること間違いなしのハズレない絵本ですよ。