1歳半ぐらいのころから読んでいます。もうボロボロで補修だらけなのですが、今も大好きでもってきます。
警察がどのような仕事をしているかわかりやすく描いています。道に迷っている人は次のページでおまわりさんに道を案内してもらっていたりするなど、絵が細かく丁寧に描かれています。宅配便の車がとまっていたり、本屋さんに著者の書いた絵本が並んでいたり、絵の細かいところにも鈴木まもるさんの遊び心が入っていて大人も読んでいて楽しいです。たくさんのパトカーが強盗犯人を囲むのですが、ちょっとこれはやりすぎかな?(実際はこんなにたくさんのパトカーで囲まないと思うので)という気がしました。その点は★−1です。けれど警官の仕事がわかりやすく描かれてあり、その仕事の種類も丁寧に紹介され、パトカーの中のボタンがどのようなものかまで書いてあり、総合的にみると高評価です。男の子なら2歳ぐらいから楽しめると思います。4歳の息子はおまわりさんの仕事のことがだいぶわかってきたようです。楽しみ方も年齢でだいぶ変わるので、長く付き合える絵本だと思います。