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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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かさどろぼう」 みんなの声

かさどろぼう 作・絵:シビル・ウェッタシンハ
訳:いのくまようこ
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2007年05月
ISBN:9784198623371
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 37
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37件見つかりました

  • 楽しい絵とお話

     買っても買っても無くなる傘。いったい、かさどろぼうは誰? 

     とうとう見つけた たくさんの傘の中から一本、かさどろぼうのために残しておいてあげるおじさんの優しさ、太っ腹さ。そして、傘屋をすることになって「かさどろぼうのおかげ」と感謝する大らかさ・・・。なにか教えられる思いでした。「どろぼうが誰だったのか?」というヒントは、意外にも表紙にありますね。気付く人は少ないでしょうけど。にくめない結末で良かったです。

     おじさんの表情豊かな顔が面白かったです。そして、見返しに描かれている 傘を持って歩いている人たちは、一筆書きでしょうか?この絵も魅力的です。

     スリランカという知らない土地の暮らしや自然にもふれられる楽しい絵本で、おすすめです。

    投稿日:2017/04/27

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  • エキゾチックできれいな絵

    スリランカのお話しだそうです。
    スリランカといえば、紅茶しか思い出さないのですが、絵はエキゾチックな
    服装の女の人や、木や花や、のんびりした雰囲気でとてもきれいです。
    昔なので、村の人はまだ傘というものを知らなかったそうです。
    きれいな色で、便利な傘を初めてみたら、誰だってほしくなります。
    キリママおじさんが、どうやって、みんなに見せびらかして、
    自慢しようかと工夫するところなどとてもおかしかったです。
    最後にわかっら傘泥棒さんは、なんてかわいいのでしょう。

    投稿日:2017/03/01

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  • 微笑ましい

    この方の作品はスリランカが舞台のものばかりで、こちらもそうです。
    色遣いからして、雰囲気を感じられます。
    物語では、当時はまだ珍しい傘が何者かに何度も盗まれるというもので、ラストの可愛らしい犯人の姿にほっこりしました。

    投稿日:2015/10/25

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  • 次々と盗られてしまうお気に入りの傘。
    見つけた傘も犯人に残してあげるキリ・ママおじさん。
    おまけに傘やをひらいたおじさんは、犯人に感謝までしています。
    この物語にとてもユーモアを感じるのは、キリ・ママおじさんの心の広さのおかげですね。
    スリランカのちょっと変わった感覚の絵本でした。

    投稿日:2015/01/12

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  • どろぼうの話なのにほのぼの

    • IZUMIさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子3歳

    スリランカの小さな村。村人はまだ傘という道具を知らず、雨が降ったらバナナやいもの葉っぱでしのいでいます。
    ある日町へいったキリ・ママおじさんは、町の人がさす色とりどりの傘に魅了され、
    村一番で傘を使ってみんなをびっくりさせてやろうと、
    お気に入りの一本を買って帰ります。
    ところが、見せびらかす前に盗まれて、
    もう一度買っても盗まれて、
    何回も何回もくりかえし、
    ぬすまれた傘を見つけたときには傘のお店を出せました、、、というお話。
    自分一人が使って自慢しようとしていたおじさんが、みんなに傘を提供する側になるというおもしろさと、最後にかわいい犯人がみつかるという、ほのぼのしたどろぼうの話。
    作者はスリランカを代表する絵本作家。
    色とりどりの傘とスリランカ独特の描写が楽しませてくれます。

    3歳の息子も気に入っています。

    投稿日:2014/11/06

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  • はじめてのかさ

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    スリランカのお話です。
    絵も外国の個性がビンビンと出ているすてきです。
    どのページも細かくカラフルに描かれています。
    傘がなかった村の
    おじさんが町に行って傘を買ってくるのです。
    でも何度かってきても車をおりてコーヒー飲んでいる間に
    盗まれてしまうのです。

    何回も何回もコーヒー飲まなければいいのに・・・とか
    お店に持って入ればいいのにと思うことはあるのですが
    スリランカっぽい穏やかでのんびりしたお話で
    とっても癒されます。

    どろぼうという物騒な響きとは縁遠い結末です。

    投稿日:2014/10/22

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  • あったかいなあ

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     タイトルとは正反対の、このあったかあい感じは何だろう?
    かさどろぼうの話なのに、なんどもなんども読み返して。
    ステキな絵、情緒あふれるタッチ、印象的な色彩、あったかいお話。
     貧しくても、純粋で、やさしくて、自分よりひとを心配する
    そんな村の人たちに、囲まれて育った子どもらは、幸せです。
    シビルさん、ステキな絵本をありがとう。
    感謝です、感謝。

    投稿日:2014/08/16

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  • 素敵なかさ

    かさが珍しい地域で、傘を買っておいておいたら盗まれます。
    その泥棒の正体は・・・・。

    傘が色とりどりで珍しいという気持ちが
    自分が子供の頃持っていた傘に対する気持ちになんだか似ていて
    ぐっと引き込まれました。
    買っても買っても次々盗まれていく場面では
    「何で学ばないんだ。おきっぱなしにするからだろうが」と
    娘と2人突っ込んだりしていましたが
    おおらかなお国柄(スリランカ)なのかもしれません。

    すっかり傘の存在に慣れてしまった今の私には
    お話の冒頭に出てくる
    バナナの葉っぱのかさの方が、魅力的に感じました。

    投稿日:2014/03/20

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  • これはおススメできます

    これは良い絵本だなあと思いました。
    お話もさることのながら、絵も素晴らしい。
    傘というものがとても素敵でおしゃれな道具に見えます。
    傘泥棒の犯人もホントの泥棒ではなく、
    いたずらこざるというのがほのぼのとして和みます。
    こういうお話は安心して与えられるオススメの絵本です。

    投稿日:2014/02/15

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  • カワイイ泥棒さん

    このお話は町で傘を買ってきたおじさんが家に帰る前に傘を何者かに盗まれていました。何回も傘を買ってくるのですが、何回も盗まれている様子がうちの子のツボにはまったらしく、「また盗まれてる〜!ドジだな!」とか言いながら楽しそうに聞いていました。犯人はカワイイやつだったのですが、それは読んでからのお楽しみですね!!

    投稿日:2013/07/18

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