はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
はたらくくるま しゅつどうします!(文溪堂)
のりもの好きな子大集合!
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今江さんの文章も、杉浦さんの挿絵も好きです。 でも、この作品はちょと時代を先取りしようという意気込みなのか、作品中の文字の色がゴチャゴチャと変わりすぎるので、とっても読み辛かったです。 ざっと、読み直してみましたが、文字の色は通常の白・黒を含め、緑、赤、青とピンクのような紫のような不思議な色と、ちょっと色を使い過ぎです。 ただ、面白い発想で描かれているので、読んでみる価値はあります。 最後に絵描きのお客さんが家族に交じって、空なんか飛んじゃうんですが、私にはどうしてラストシーンがそうなってしまったのか…、最初の始まりから考えるとこのオチが理解できませんでした。 それがちょっと残念です。 あまり小さいお子さんだとわかりにくいし読みにくいと思います。小学校高学年以上のお子さんたちにどうでしょう。
投稿日:2012/06/05
手にしているのは2003年13刷というものですが、どうやら書かれたのは1976年のようです。このころは、まだカラーテレビ、白黒テレビという対立概念があったように思うのですが、この絵本の魅力がそれが前提のような気がして・・・20代以下の人に伝わりにくいかも、と思いました。 語り手あべたろうくんは、3年生。担任の先生は名簿順をあいうえおの逆さまからにするような、ちょっとおもしろい人。おとうさんおかあさんは、テストの点が悪くても「わるけりゃ、つぎには、よくなるたのしみがあるよ」なんて言ってくれる、ちょっとすてきな人。相棒の「殿下」くんは「まじりっけなし」の雑種犬で、たろうくんと一緒に白黒テレビを見るのが楽しみ。 たろうくんを取り巻くいろいろが「ちょっとちがう」んです。 今江さん独特の、おお、そう来ますかという発想と、杉浦さんならではの楽しすぎるデザインが、美しい価値観を支えます。 大勢の前で開き読みをするよりは、ちがいのわかるもの同士で肩を寄せ合って(笑)、わお、と感嘆しながら見てほしい作品と言えるかもしれません。
投稿日:2007/06/10
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