温かい感じの絵に引かれて図書館で借りて来ました。おむすびさんの田植えのお話が、登場人物のキャラクターといい、その目のつけどころといい、いい絵本にであえたなぁーと思いました。
おむすびさんの子どもたちに対する愛情と、お父さんを慕う子どもたち。そして、田植えに集まってくれた仲間たち(これが笑えます)最後に遅れてきた強力な助っ人と、大変な田植えも大勢で楽しくやって、みんなでお風呂に入る頃には疲れもとれますよ。
実家は農家なので、小さい時に腰が痛くてたまらない農作業が嫌いでしたが、不思議とおばあちゃんやみんなでしているとつらいことも楽しいんですよね。とても懐かしく感じました。今年は、子どもたちも水田に入ってどろべちゃになりながら田植えのお手伝いに草抜きのお手伝いなど、楽しい田植えが出来ました。稲刈りの季節になって、子どもたちが手伝ってくれた新米を食べるのが楽しみです。
温かい画風といい、その目のつけどころといい、作者に今後注目したいです。