新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

へびのしっぽ」 みんなの声

へびのしっぽ 作:二宮 由紀子
絵:荒井 良二
出版社:草土文化
税込価格:\1,320
発行日:1998年
ISBN:9784794507662
評価スコア 4.4
評価ランキング 13,124
みんなの声 総数 4
「へびのしっぽ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • しっぽの気持ち。

    主人公は、へびのしっぽ。
    自分では前に進めないから退屈するし、そこに止まっていたくても、頭が進めばずるずる引きずられちゃうし。
    そんなへびのしっぽが、色々な生き物と出会って、考えて…という物語。

    出てくる生き物が個性的で、次には誰が?と、お話にひっぱられます。対するへびのしっぽの想いも、無理がなく、もしかすると難しいテーマかもしれないのですが、ゆったり読むことができました。

    荒井良二さんの絵がぴったりで、読む本だけれど、絵本でもあるなぁと思いました。

    迷ったり、疲れたときに、大人にも、子どもにも…な一冊。

    投稿日:2024/11/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • しっぽに意志があったら

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    荒井さんのかわいい絵に反して、内容はちょっと哲学的?かもしれません。

    いつも蛇の頭について行ってるヘビのしっぽに、
    もし気持ちがあったらこんな風に考えるのでしょうかね?
    頭としっぽで意志が違ったら大変だろうなー。真ん中で切れてしまうのか?
    などと考えながら読み進めました。

    可愛いお花・缶・犬の糞、女の子などなどいろんな出会いがあります。
    しっぽの気持ちは、頭とは違いますからね。
    ほのぼのとしたストーリーの中で、自分の位置づけとか与えられた場所で生きるといったことを
    ふと考えてしまいました。このお話の面白さは大人のほうがわかるかもしれません。

    投稿日:2013/06/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • へびのしっぽを主人公にしたおはなし
    読んでいるうちに 笑えたり 悲しくなったり しっぽの気持ちをこんな童話にされた 二宮 由紀子さんが 好きになりました

    へびのあたまは 怖いけれども しっぽは 頭に引っ張られて付いていくだけなんですから・・・
    でも  いろんなはなや 犬の糞にも出会い 空き缶とも会話なんか
    おもしろくて、私も立ち止まって じっとお話しにはまってしまいました

    さすが! 荒井良二さんの挿絵は このお話を引き立てています

    あきかんすてた おんなのこはへびのしっぽを ふりまわすなんて
    すごい女の子です
    わたしは へびは見るのはこわくないけれども 女の子のようにしっぽ振り回すのは、怖くてできません

    いろいろな出会い  そして会話がおもしろくい

     でも・・・はなしている途中で しっぽは すーっと動いて前へ進むのでとどまることができません
    「そうか もんだいは たちどまれないことだ」  そう 気がついたしっぽ・・・(なっとくです)

    しっぽは あたまを尊敬していたんですね 
    このお話しは なかなか おもしろく 人生観があるな〜

    しっぽの立場に 共感できました!

    ちょっと 大人向きのおはなしですが 高学年のこなら お話しのおもしろさが分かると思います
    どうぞ 興味のある方は読んでみてください!

    投稿日:2012/10/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大人の方がハッとするかも

    息子が「『スースーとネルネル』(荒井良二)の絵だ」と図書館の棚から見つけた本です。いつも頭に引っ張られてばかりのへびのしっぽは退屈しています。誰からもしっぽとしては認めてもらえず、友だちもいないのです。

    へびのしっぽは、人見知りの大人にも当てはまるし、自意識が芽生えた子どものようでもあるし。タンポポに話しかけたら頭が進んでしまったため、話しかけられたと誤解したスカンポが優しく答えてくれるなど、勇気を出したしっぽが誤解の連続なのには、つい笑いがおきます。

    声をかけてみたものの相手にされなかったり高慢ちきな態度をされて嫌な思いをしたりするのは人間社会と同じで、いつも省みられないへびのしっぽに自分の姿を重ね合わせて感情移入しながら読みました。しっぽが、いろいろな物に声をかけて関係を築いていこうと頑張り、自分のあり方を考えていく姿にとても共感が持てました。

    選んだ5歳の息子には、あまり話の面白さは通じなかったようです。児童向けですが、大人が読んでも面白いと思うのでオススメします。

    投稿日:2007/06/07

    参考になりました
    感謝
    0

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



フランスの大人気絵本チュピシリーズ日本語訳登場!

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット