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あしたが きらいな うさぎ」 みんなの声

あしたが きらいな うさぎ 作:高橋久美子
絵:高山 裕子
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,485
発行日:2020年05月26日
ISBN:9784867160169
評価スコア 4.39
評価ランキング 14,046
みんなの声 総数 37
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37件見つかりました

  • 短所を長所に。

    自分の小さい頃を思い出す作品でした。
    幼稚園に毎日行きたくなくて明日になって欲しくありませんでした。
    わたしの場合は、男子よりも大きい身長を気にしていました。背が高くてかっこ良いねと言われてから気にならなくなりました。
    主人公のウールももじゃもじゃな毛が気になっていやーな気持ちになっていたけど、星を毛で捕まえたことですごいってなり嫌だった毛が大好きな毛に変わりました。
    自分にとって短所でもまわりから見たら長所になる。
    親が誇らしげに言ってくれても納得できないけど、友達に馬鹿にされると落ち込んでしまう。自分の親の意見より友達の意見の方がささるのは、家族は圧倒的に味方だと分かっているからだと思いました。
    最後にウールがプラスの方向に考えられるようになってよかったです。

    寝たくなくてでも寝てしまう。
    クリスマスの夜の葛藤を思ってしまいました。

    投稿日:2020/06/09

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  • ちょっと切ない&ほっとしました

    タイトルも内容もちょっと衝撃、というと大げさかもしれないですが子どもにとって「明日が来てほしくない」という感情はとても重いものだと思います。読んでいる僕も毛がふさふさしていていいじゃないか、羊の友だちもいることだし(笑)、と思いながら読みましたが、本当に子どもたちはちょっとしたことでマイナス(と思っていること)がプラスに変わるんだなーと結末にホッとしたのでした。余談ですが、登場人物のネーミングは子どもにはちょっとわからないかもしれないけれど、大人がクスッとしてしまうものばかりでした。

    投稿日:2020/06/05

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  • コンプレックスは誰にでもありますよね

    毛がもふもふのウール。コンプレックスに対し、言われた側はずっとひきづっていても、言った側は忘れていることってありますよね。それってどちら側にもなりかねないことだなと思いました。明日にならないために一生懸命頑張るウールが可愛かったです。コンプレックスとチャームポイントは似ているのかもしれませんね。

    投稿日:2020/06/04

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  • じわりと勇気付けられる

    表紙のうさぎの表情が、なんとも情けなく、しかもうさぎに見えないー!と思いながら、ページをめくりました。
    うさぎのウールは、もじゃもじゃの毛をからかわれて、友達と会うあしたが来なければいいと願ってしまいます。
    その奮闘が、なかなかうまくいかないのですが、一生懸命なウールがとても可愛いです。
    頑張るウールを見ながら、自分も、なんだかじわりと勇気付けられるような気持ちになりました。
    ほんわかします。

    投稿日:2020/06/02

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  • かわいい悩みのようで。

    子供ってかわいくて、そして繊細ですよね。
    もじゃもじゃ頭をからかわれて、幼稚園に行きたくないから明日が来ないでほしい、なんて、大人からみたら、何だかかわいい悩みにも見えるのだけど、
    子供にとっては、幼稚園こそが社会。大人のように色々なコミュニティがあるわけではなく、それが全てなんですよね。
    そんな当たり前のことを思い出したお話でした。

    登場人物の名前が、みんなちょっと言いにくかったり難しかったり、中にはダジャレみたいになっていたり、最後のページには、登場人物の紹介もあるので楽しめました。

    投稿日:2020/06/01

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  • みんな素敵なんだ!

    主人公のうさぎのウールは自分の毛がコンプレックス。
    その毛のせいで友達アデルから嫌なことを言われたり、明日が来なければいいのにと思っています。
    毎日の日常の幼稚園や学校で友達から嫌なことを言われる・・・それは明日が嫌いにもなりますよね。
    そんなウールの気持ちとは裏腹にアデルは何もなかったように遊んでいる・・・これも世の中のよくあるパターン。
    言われた方は傷つき、言った方は覚えていない何も気にしていない。
    世の中の縮図を見ているようなストーリーにも感じました。
    でも、最後にウールの毛にたくさんの星が付き友達みんなが素敵と気付き、ウール自身も自分の毛が好きになった、これにすごく救われました。
    みんなそれぞれ体型にも性格にも違いがあって当たり前。
    相手を受け入れて「それもいいと思う!」「それも素敵だよ!」と言ってあげられる優しさがあったらいいですね。
    そして、どんな自分でも「自分を好き!」と思える、これも人生を楽しく幸せにしてくれるものなのだと、改めて思いました。
    「あの子も素敵!」「自分も素敵!」そう思える心に子供達にはなってほしいです。
    大人の私達もそんな心になれたら、世の中もった優しい社会になるのかも知れません。
    可愛いイラストと共に、親子で読んでみる価値のある1冊に思いました。

    投稿日:2020/06/02

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  • すべての子どもたちが、明日を楽しみにできればいいな

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子8歳、女の子7歳

    みんなと違っていて、何をしてもうまくいかず友達にからかわれてしまううさぎさん。友達にからかわれるからと、明日がくるのがいやでたまりません。
    どうしたら明日にならないかと考え、一生懸命寝ずに過ごそうとするうさぎに心がうたれます。
    そして、そうやって悲しい言葉をこぼす我が子の問いに、なんだもないよ。という風に、優しくふんわり答えをかえるママが素敵。

    このうさぎが明日を嫌がらずに迎えることができるようになったのは、ママの優しさもさることながら、イヤだった自分の毛を、友達の一言をきっかけに好きになれたから。
    学校へ行くのがイヤでたまらない自分の娘も、こんな風に自分に自信を持つことができれば何か変わるのかな。それを見付けてあげられる友人に恵まれ、見守る母でいたいな。と、感じました。

    投稿日:2020/05/30

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  • コンプレックスの克服

    主人公のうさぎには、コンプレックスがあります。
    そのコンプレックスとは、毛がもふもふしていることです。
    お父さんとお母さんは毛を褒めてくれますが、でも、コンプレックスなんです。
    だって、幼稚園のお友だちアデル・ボンボン・ジュニアが、からかうからです。
    アデル・ボンボン・ジュニアにからかわれたくないうさぎは、
    明日が来なければいいのに。
    と思います。
    でも明日は確実にやってきて、からかわれて、コンプレックスがなくならなくて……。

    どれだけ悩んでいるかの差はあるけれど、みんな何かしらのコンプレックスがあります。
    そのコンプレックスをどうやって克服するか、この絵本が教えてくれます。

    投稿日:2020/05/31

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  • 登場人物の名前センス抜群

    • えだこさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子0歳

    おもしろかった!
    娘が大きくなったらぜひ読んであげたいと思いました。
    あしたにならないように頑張ってるウールや、登場人物の名前がふふっと笑えました。名前のセンスがいいです。ヨルニ・ウロツークおじさんが特にツボです。
    見方を変えれば短所も長所となるというようなお話で、キラキラしたウールの誇らしげな顔がよかったです。

    投稿日:2020/05/30

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  • コンプレックスを自慢の個性に 受賞レビュー

    モジャモジャのウールの毛並み。
    とっても可愛く見えるけど、
    お友達の何気ない一言や、日常のちょっとしたつまづきが 本人には明日が来なければいいのにと思うような大きな悩みに。それが星ふる夜の経験でコンプレックスが一転、自慢の個性に思えるようになります。


    自分もこどもの頃は自分の見た目とか特徴を気にして落ち込んだり、
    周りの子がとてもうらやましく思えたり。

    今思うとささいなことでも 世界の終わりのような気持ちになってたなと思います。
    幼い頃の自分の隣で、大丈夫だよ。って言いにいってあげたいと、時々思います。

    コンプレックスが自慢の個性に思えるような、
    絵本のなかで ウールが経験した星ふる夜のような、
    そんなきっかけがあるといいですね。


    自分が子どもたちにしてあげられることなんて
    本当に小さなことだけかもしれないけれど、
    きっかけの手がかりやヒントを探す手助けができたらなと思います。


    明日がこなければいいのにと思う人皆さんに
    星ふる夜がおとずれるといいですね。

    投稿日:2020/06/01

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