「おばあちゃんと ことりと」 みんなの声

一人暮らしのおばあちゃんと夏休みを過ごした　孫のノイ
島で生活し　海藻のドロドロスープ　ヨガしたり　繕い物と毎日忙しく過ごしています

一人で岩場へ遊びに行った　ノイは　嵐に会い　怖かったのです　　
そんな時　おばあちゃんはボートで助けに来てくれたのです
すごいおばあちゃんです　　経験と逞しさをもった　おばあちゃんですね！

小鳥たちも　嵐に飲み込まれそうになり　助けてあげました

小鳥たちは　嵐が過ぎると　海を渡り遠くへ飛んでいきました

でもね　一番最初に見つけた　一羽の小鳥は　　おばあちゃんのところにいるんです

ノイも夏休みが終わり　帰りました
また　おばあちゃん会えるのを楽しみにね

一人生活のおばあちゃんの生活ですが　ちゃんと　家族の愛が伝わるお話です

小さな島に一人で暮らしているおばあちゃんと、ノイの冒険物語です。
とてもパワフルなおばあちゃんと、危険を知らない向こう見ずなノアの経験は、潮の香りたっぷりできらめいて感じられました。
嵐のシーンは、おばあちゃんの生活の厳しさもかんじられたのですが、自立心と、生活力で、自分の人生の海を乗り越えてきたんですね。

ちいさな島に一人で住んでいるおばあちゃんの家に、とまりに行くことになった男の子。おばあちゃんは、孫に合わせることもなくマイペースなのがいいですね。おばあちゃんと男の子が、あたたかい部屋でことりたちを保護している場面に、ほっこりしました。海で遊ぶおばあちゃんと男の子の表情がいいなと思いました。あたたかい色合いで描かれた絵が、楽しかったです

かわいいイラストに惹かれて、手に取りました。
遠くの島で、一人で暮らしているおばあちゃんのところに遊びにいくノイくん。
孫が遊びにきても、マイペースに、自分の生活を変えないおばあちゃんの姿が、かっこよく思えました。
ハプニングがあったおかげで、ふたりの距離がぐっと縮まる感じが良かったです。

一人暮らしをしているおばあちゃんに孫娘が会いに行く物語。
一人暮らしをしているからといって孤独でもなく寂しくしているわけでもない、人生を謳歌し自然とともに生きる祖母。
結局、自分たちの価値観を他人（たとえ肉親でも！）に当てはめることはできないんだな。
読んでいて考えさせられ、楽しい絵本です。