たこがお昼寝から目覚め散歩。形や色を変えながら、
周りの地形を利用し、擬態する様子がユニークに
描かれています。
分かり易くリズミカルな文章、ユニークな「たこなんかじゃないよ」
の繰り返しのフレーズが耳に残ります。
点や模様で描かれた特徴的な背景になぜかリアルに見える
たこや生き物たち。ウツボは不気味で迫力があります。
擬態しているたこを見つけるのも楽しいです。
息子はたことウツボが絡むシーンではいつも真剣に
聞き、「足たべられちゃったね」と持っていかれた足を
心配しています。
たこの天敵ってウツボだったんですね。
まさに海のギャング!と感じました。
ちなみにこの1冊で息子はたことウツボの関係?を知り
図鑑でみつけて得意げに「これがウツボだよ」。
海の生き物達に興味を持つきっかけにもなったようです。