言葉の積み重ねが楽しい昔話です。
こういう型の昔話は各地にたくさんあると思いますが、「○○をしてくれたら○○してくれる」の「○」に入るものは、その土地柄お国柄で違うので、そこのところが興味深いと思いました。
小人が出てくるのが、北欧らしいなあと思いました。
それと、ちょっとドキドキしたのは、牛の皮がほしいというところ、牛の皮って生皮をはぐんだろうかと生々しいことを想像してましたが、その辺は違っていたのでよかったです。ただ昔話って怖いものもあるので、絵本化するにあたって生臭さは消したということだとまた話は違ってきますが。
こういうお話は、やはり読んでみて楽しむのが一番いいと思います。
言葉のリズム、絵はありますが、頭の中でもいろいろと描けそうだと思いました。