「いちご」 みんなの声

娘がくだものの中で一番好きなのはいちごです。

この絵本の絵は本物のいちごのようで今にもあまずっぱいにおいがしてきそうな感じです。

図書館で借りてきたとき、娘は大好きないちごに興奮状態になり、返すのを泣いて嫌がるくらいでした。それなので、そんなにこの絵本が好きならとついつい買ってしまいました・・・

ページをめくるごとに、赤くいろづいて変化していく　いちご。
その様子がとても丁寧に書かれています。
お皿に盛ったいちごはみずみずしくって、甘すっぱい香りをただよわせています。
いちごが大好きな娘は、思いっきり手をのばして　食べるまねをしました。
明日はいちごを買いに行かなくっちゃね。

いちごの絵がとてもリアルに描かれており、大人の私でも思わず、美味しそう！と声が出てきてしまいそうです。
いちごが食べられるまでの絵本ですが、二歳の娘でも、緑色のいちごの絵を見ては、すっぱい！と言い、真っ赤ないちごをみると美味しそう〜と、ニコニコしながら、何度も繰り返し言ってました。翌日、早速いちごを買いに・・・
いちご好きには、たまらない絵本です！

大すきないちご。丸ごといちごの絵本。見ているだけで食べたくなって笑顔になります。そこでおやつにいちごが出てきたらもう大喜び！ちびっこの笑顔にたべものの力ってすごいなっといつも感じる楽しい絵本です。今度は一緒に育てようね！

平山さんの写実的な絵がなんとも食欲をそそります。
黒い文字と赤い文字を使いわけてあり、赤い文字は「いちごの声」となっているのも面白いところです。
寒い冬も終わり春が近づくウキウキ気分そのものという感じで色づいていくいちごが見事です。「さあ　どうぞ」「さあ　どうぞ」「あまいですよ。さあ　どうぞ」といちごが迫ってくる様な場面も楽しいです。
「そうだ、いちご狩りに行こう！」と思ってしまいました。毎度のことながら息子は「アムッ」っと手を伸ばして食べる真似をしました。

寒いころのイチゴの姿から描かれています。　子供の声とイチゴの返事が色違いで書かれています。
真っ赤になったイチゴが　「早く食べて」　とおはなしして　子供は「ありがとう」　と収穫します。そして「いただきます。」このさいごの数ページ大好きです。
単純なお話ですが　なぜか子供は何度も読んでます

クリスマスケーキや誕生日のケーキにいつでもいちごはあるので子供はいつ本当にいちごが旬なのか知らないなと思い読んであげました。いちご狩りにも行った事がないのでいちごが成長するのがとてもおもしろかった様です。いちごは、花が咲いて、緑の実になり赤くなるのに驚いていました。
今度食べる時はきっとこの本を思いだすでしょう。

いちごの成長を書いたおはなし。
絵がけっこうリアルな絵本です。

表紙を見せたとたん、
「いちごー！！」「スーパーで買ったよ」
「ちょっとすっぱい」と、大反響。
（「からい」といっている子もいました（笑））
「いちご好き？」の質問に、「好き！」の返事。
いちごの葉っぱや小さな実、つぼみ、花、葉っぱについているてんとう虫をめざとくみつけて教えてくれました。
よく絵を見てるね。
わいわいがやがや、子どもからたくさんの言葉がでてくる楽しい絵本です。

いちごが花をつけ実をつけ赤くなってやっと食べられるというお話です。こちらの「まだ？」という問いに対していちごが答えてくれる言葉の掛け合いが今までのえほんになくいいと思います。声のトーンを変えて読んだらより面白いかも。いちごはこうやって出来ていくんだ…って一緒に「まだ？」って期待しながら読んじゃいますよ。

雪の間から顔をのぞかせたイチゴの苗が少しずつ大きくなっていきます。
「いちご　あまくなったかな」
「もうちょっとです。あしたはもっとあかく　もっとあまくなりましょう」
　左右のページで対話のようにお話が進みます。やがて真っ赤に実ったイチゴ。「さぁ　どうぞ」「さぁ　たべて」と口々に呼びかけてきます。器に山盛りのイチゴの絵、本当にそこにあるみたい。みずみずしくてつややかで、思わずつまんでしまいそう。

　わかりやすい文と美しい絵、小さい子がふれる絵本の王道だと思います。この本のあとに同じ作者の「くだもの」へ進むと効果的かな。