最初に、ひよこが登場します。
「ねえねえひよこさん、どこどこかわいい?」
そう聞かれて、ひよこが立ち上がると、
「あんよがとってもかわいいね」
歩き出すと、
「よちよちあるくのじょうずだね」
次に、りすが登場します。
「ねえねえりすさん、どこどこかわいい?」
そう聞かれて、りすが手に持っていたどんぐりの殻を外すと、
「ほっぺがとってもかわいいね」
どの登場人物もたくさん褒められて、笑顔になります。
そしてそれを見た他の登場人物も、とてもすてきな反応を見せます。
誉め言葉が、どのページにも書かれています。
こんな言葉をかけられて育った子は、目の前の人の幸せを心から喜べる大人になれそうです。
おすわりができるようになった頃から三才くらいまでのお子さんに、お勧めです。