小さいがらがらどんが、「もっと大きいがらがらどんが後から来るからここは見逃してというようなことをトロルに言います。(もっと食べ甲斐があるのがくるよ、ってこと?!)と初めて読んだ時はギョッとしました。でも最近、がらがらどんは本当は1匹で子供の頃、青年期、大人、という時の流れを表してたんじゃないかなー、とハッとしたんです。小さい頃は力がないけれど、いろんな経験を積んで、立派な大人になったらどんな困難にも負けないぞ、という北欧のありがたい教訓だったんじゃ、なんて深読みでしょうか(笑)それはともかく、大きいがらがらどんはヒーロー好きな息子のあこがれです。低い声をだしてよくマネしています。大人もリズムよく読むとスカッとします。