子供が生まれる前の母親教室で、
保育士さんからすすめられた本です。
うわあ、インパクトのある絵!
「この単純に見える繰り返しが子供の心をくすぐるんですよ」
と自信満々の保育士さん。
3才になったころ、ようやく図書館から借りてきました。
さあ、わが息子よ、どうだ!
ところが、息子は、「ふーん…」でおしまい。
かわいい絵の大好きな息子には、ちょっと好みに合わなかったのかな?
まあ、人が読んで面白かったからといって、自分に必ずしもあう本とは限らないし…
と思っていました。
が。
幼稚園に入園して、先生とお話する機会があったとき、
「○○くん、がらがらどんが大好きなんですよ」
なんですと?!
はばかりながら、私は結構絵本を上手に読むといわれているのです。
これは聞き捨てなりません。
さあ、もう一度、母が読んでみようじゃないの。
(母の意地)
はてさて、息子の反応は、といえば。
「うん」
それだけでした。
もう一回読んで、のリクエストもありません。
あとあとよく考えてみると、あのインパクトのある絵に
合わせて、ものすごい声を出していたのです。
それで、息子はちょっとひいてしまったのかもしれません。
幼稚園の先生の、かわいらしい、ちょっと高めの声だと
怖くなかったのかもしれませんね。
負け惜しみで、星を一つ減らして、四つにする、
心の狭い母でした。