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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ももたろう」 みんなの声

ももたろう 作:松居 直
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1965年02月
ISBN:9784834000399
評価スコア 4.8
評価ランキング 330
みんなの声 総数 107
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107件見つかりました

  • 和〜表現に感動

    • ゆがゆがさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子2歳

    『ももたろう』といったら、この本。
    『ももたろう』はいろんな作者の絵本がでていますが、この本が一番昔を物語ってくれているようで、この絵本を選びました。

    挿絵は水彩&墨を使ったタッチで、「和」を意識させられますね。そして、今では使われないような言い回し「つんぶく、かんぶく・・・」「こっちゃこい」と、挿絵・言葉から昔の生活を読み取れる素敵な一冊です。

    投稿日:2010/09/30

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  • 群を抜いて素晴らしい

     1度は読んでおきたいと思っていた絵本。
    やっぱり「出会えてよかった。」と思える素晴らしい作品でした。
    今まで読んだ他の「ももたろう」が、すべて霞んでしまうくらい、民話調のリズム感ある語りも、透明感と力強さに満ちた絵も、群を抜いていました。
    お二人のコンビによる昔話は、本当に心に残るものばかりですね。

     娘も、この「おなじみの昔話」を、初めて聞くお話のように、わくわくしながら楽しみ、絵の細部まで楽しんでいました。

     そして、最後に小さな疑問が1つ・・・。ももたろうが、海を越えて家に帰っていく場面で、
    「どうして鬼もいっしょに来ちゃったの?」。
    あっ、本当だ、赤鬼と青鬼も船に乗ってるね。
    「きっと送って来たんじゃないの?」と言うと、
    「でも、これはももたろうの船だよ。(帆に)桃のマークがついてるもん。鬼はどうやって鬼が島まで帰るの?」・・・うーん、泳いで帰ったのか、船をもらったのか・・・わからないね。

     どっちにしても、ももたろうが、「たからものは いらん」と辞退し、船には助けたお姫様だけを乗せて戻ってきたところが、新鮮で、かっこいいなぁ!と思いました。

    投稿日:2010/09/23

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  • ももたろうの絵本選び

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    昔からとっても有名な『ももたろう』のお話ですが、
    舟で鬼が島に行くものや、歩いていくもの、お姫様を
    助けるものとお姫様が出てこないもの…悩みました。

    やっぱり最終的に、舟で鬼が島に行き、お姫様を
    助けるこの絵本を選びました。

    それに最近、赤羽末吉さんが絵を描かれている絵本
    『スーホの白い馬』や『王さまと九人のきょうだい』や
    『だいくとおにろく』を娘に図書館で借りていたので、
    選ぶきっかけにもなりました。色遣いがとってもキレイで
    見ているだけで、ももたろうの桃はおいしそうで
    食べたくなります。

    3歳の息子には、赤羽さんの絵は、ちょっと早すぎたかな?と
    いう感じでしたが、台詞をちょっと歌っぽくして読んだり
    おばあさんは、○○だんごを作ったでしょう?と言って
    クイズにしたりして、楽しんでいました。

    ももたろうは、お歌あるの?と息子が聞いてきたので、
    歌詞を書いて歌ってあげたら、一緒になって歌ってくれました。

    いもとようこさんの『ももたろう』だと歌詞も載っている
    そうなので、息子には、そちらの方を先に読んであげたら
    よかったかな〜と思いましたが、お姉ちゃんは、
    自分でスラスラ読んでお姫様助かってよかったね♪と言っていました。

    投稿日:2010/09/19

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  • いろんなももたろう

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    最初の印象って大切であることはなんとなく理解していたのですが
    アニメ風のももたろうの絵本が家にあり
    既に読んでしまった後に、この絵本に出会い読みました
    なんというか迫力といい、文面の悠々しさといい
    ずいぶん印象が異なりました。確かに大枠のストーリーは
    同じでもはじめにこちらの絵本を読んであげたかったと
    後悔しました。
    そのくらい文章もステキだし、ももたろうたくましく描かれています

    投稿日:2010/07/13

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  • 素敵なリズム

    日本語のリズムも素敵だったんだなあと、このももたろうを読むとつくづく思ってしまいます。一般的にはなじみのある「どんぶらこっこ」もいいけれど「つんぶくかんぶく」も、声に
    出して読んでみると、あのさきっちょがとんがった桃が右に左に傾いたりしながら流れてくる姿が浮かび、楽しくなります。ももがじゃくっと割れる様も、そうそう!桃ってみずみずしいからそんな感じよねって納得できてしまうし。当たり前かもしれませんが、文を書いた松井さんは日本語が好きで大事にしているのだろうなあって思います。桃も好きかもしれないなあ。
    娘は、というとあの潔くりりしいももたろうを「髪の毛女の子みたいにしててかわいいね」と
    言ったり(ちょんまげがそう見えるらしい)、涙を流して謝るおにを「かわいそうだから、涙
    ふいてあげるね。大丈夫よ大丈夫よ」と言ったり(まだモノを奪って暴れるのが悪い、という概念がないらしいです)していて、今はまだ、ももたろうのストーリー的楽しみとは違っているみたいです。
    それでも「一ぱいだけたべると一ぱいだけ」なぞとごはんを食べていたりもするので、素敵なリズムは感じ取っているようでうれしくなります。

    投稿日:2010/01/23

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  • 知っておきたい昔話

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳

    「桃太郎」のお話は昔話の定番です。だからこそ、子どもに読んであげるなら、原話に近いものを読んであげたいと思っていました。

    この「ももたろう」は絵は桃太郎は力強く、日本風なところが気に入りました。
    文の方も、「つんぶく かんぶく」という桃が流れてくる表現や、桃が「じゃくっ」と割れる様子などなど、子どもに聞かせたい表現になっています。

    大きくなったときに、子どもの頃に読んでもらったな〜と子供が懐かしくなるくらい、たくさん読んであげたいです。

    投稿日:2009/11/12

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  • 心がきれいになる

    娘が1歳半位から、なぜか大好きで何度も何度も読んだ絵本です。

    何冊かの‘ももたろう’を読み比べ、このももたろうを選びました。
    桃太郎の人柄?に惹かれました。
    悪い鬼の話を聞き、鬼を退治しに行こうと、おじいさんおばあさんに両手をついて行かせてくれるよう頼みます。心配なおじいさんおばあさんは、行かないでくれといいますが、必ず倒して帰ってきますと約束し鬼が島へ向かいます。見事鬼を退治した桃太郎は、鬼の差し出す宝物には目もくれず、お姫様を助け、おじいさんとおばあさんの元にもどり、
    おじいさんおばあさんと末永く幸せに暮らします。桃太郎の‘生き方’がとてもきれいだなと、純粋に感動しました。

    昔話って、ちょっと怖かったり残酷だったりするものが結構多くて、小さい子供に読むのをためらうこともありますが、これは安心して、というかぜひぜひ読み聞かせたい絵本です。

    投稿日:2009/07/12

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  • 良いもの選び

    • ミトミさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子9歳、女の子8歳、男の子0歳

    「ももたろ」の絵本は、多く出ているので迷いましたが、
    この本は、「おおきなおおきなおいも」の絵を描かれた
    赤羽さんの絵だったので選びました。

    このお話は、小さい頃からよく読んでもらいました。
    その頃は他の絵本を読んでもらっていましたが、
    この絵本を選んで、良かったと思います。

    絵の色合いが優しく、生き生きしていてるところがとても好きです。
    表紙の絵からも伝わってきますよね。

    赤羽さんは「国際アンデルセン賞画家賞」
    という賞を取られているそうですよ。

    そういう賞を取られているので
    こんなに優しくて親しみやすい素敵な絵を描かれるんですね。

    子供達が好きなページは、鬼ヶ島に向かう「ももたろう」たちの姿。

    荒れている海の船に乗っている「ももたろう」が、
    とてもかっこ良くて好きなようです。

    こういう長く読み継がれている絵本はいいものを選びたいですよね。

    投稿日:2008/10/14

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  • 本物の迫力

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    子供が昔話に興味を持ったので「もも太郎をと思って色々見ました。
    手に取ったものの、こんな昔風の絵で大丈夫かなあ?と、実は選んだ私が思ってました。

    他の方もかかれてますが、言葉も独特で「どんぶらこ」ではなく「つんぷくかんぷく」桃が流れてきたり・・。
    読み聞かせるほうとしても、多少技術が必要です(苦笑)

    ところが私の心配は杞憂に終わりました。

    たまたま、別の本(昔話がたくさん入ったような今風の雑誌)で「もも太郎」を読む機会がありましたが
    子供が「このお話はつまらない。場面が足りない」といってました。

    最初に読んだこの本の印象が強かったのだと思います。
    絵が今風か昔風かではなく、きちんとしたお話の迫力、言葉の迫力は
    幼稚園児の息子にもわかるのだと思いました。

    他の皆さんの意見でこの本が一番原作に近いと知り、納得しました。
    それと、絵本は一冊になったものを買ったほうがいいと、子供の園の園長がお話されてたことがあります。
    そのことも、この本を通して体感しました。

    投稿日:2008/08/09

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  • 日本語の響きがおもしろい。

    桃が流れる音に『つんぶく かんぶく』、桃が割れる音に『じゃっく』、桃太郎の誕生シーンで『ほおげあ、ほおげあ』。
    絵本の読み聞かせで初めて出会った「桃太郎」でしたが、熱を持った音の表現にリアリティを感じてしまいました。
    鬼が盗ったものが米や塩。
    昔の村人にとって命をつなぐ大切なもの、納得です。
    細かいところがきっちりしているなぁと思いました。
    絵の力強さもいい味出していますよね。
    子供の桃太郎はこれに決定です。

    投稿日:2006/11/17

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