「ぼく おとなに なったら、せかいいち おおきな うちが ほしいな。」
という、ちびかたつむりに対して、おとうさんが「うどの たいぼく。」
と返事をするいう流れは、唐突すぎて少し不自然な感じがしたのですが、
おとうさんの話を聞いてみれば、なるほど、という内容になっています。
かたつむりにとって、大きすぎるうちを持つということは、どういうことか。
おとうさんかたつむりが、ちびかたつむりに話して聞かせたお話は、
きっと親から子へ、仲間から仲間へと語り継がれているお話なのでしょう。
だから、極端にデカイうちを持ったカタツムリはいないのかもしれません。
それにしても、バースデーケーキみたいなうちがあったら、
目立ってしょうがないでしょうね。敵に見つかりやすいですし。
世界一大きくて世界一美しいかたつむりのうちを見た時の周りの
コメントが、意外と笑えます(笑)