私の中では、レオ・レオニといえば現代のイソップ。
考えさられる教訓話が多く、自分の置かれているコンディションによっては
(気分がのらないときや、ちょっとへこんでいるときなど)
あまり好きではなくなってしまう、ちょっと特殊な存在です。
諭されていると思うと、またまたへこんでしまので・・。
もちろんストーリーや絵は美しく素晴らしいのですが。
お家がどんどん大きくなるかたつむりになんだかワクワク。
でも、大きくなりすぎると・・。
大きくなりすぎたかたつむりが消えてしまったという件では
息子はびっくり唖然としていました。
メッセージとしては強烈ですね。
大は小を兼ねるという言葉もありますが、
やはり身の丈にあったものが大事だということでしょう。
自分や社会の状況に照らし合わせると・・。
う〜ん、またまた考え込んでしまいそう・・。
「かたつむりは小さいほうがかたつむりらしいよね」と
親子で話し、納得して、物語を終えました。
教訓話が苦手な方もきれいな絵は素敵なので、
梅雨時のかたつむりのお話として読んでみてはいかがでしょうか?