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ばすくんのおむかえ」 みんなの声

ばすくんのおむかえ 作:みゆきりか
絵:なかや みわ
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2007年09月
ISBN:9784097262800
評価スコア 3.57
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みんなの声 総数 50
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  • そっと見守り見送ってくれる優しさ

     表紙絵のばすくんの表情が可愛らしかったので借りてきました。
     『ばすくん』は読んでいませんが、お話にすんなり入れました。

     森に捨てられた、バス君が森のお友だちと仲良く暮らしている様子が楽しそうです。
     「いってらっしゃ〜い。」「おかえりなさ〜い。」って、素敵な言葉ですね。
     ばすくんは、森の仲間にいつも声を掛けていました。

     ところが、人間がやってきて、ばすくんがまた町で働けそうな事に…。
     町へ戻り、またたくさんのお客さんを乗せ走れる事をおもい、気もそぞろで挨拶の言葉も忘れるばすくん。

     森の仲間は、優しいですね。
     ばすくんのわくわくの気持ちをを理解して、そっと見守り見送ってくれました。
     ところが、…。
     
     ばすくんのピンチに、またもや優しい森の仲間たちが力を合わせます。
     ラストの、みんなの幸せそうな笑顔が印象的です。
     ず〜と、みんなと楽しく暮らせそうですね、ばすくん。

    投稿日:2010/05/07

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    4
  • 言いたいことは大人には解るけど・・・・

    • みくみく さん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子5歳、男の子3歳

    動物とバス君の友情に焦点を置いているのか
    不法投棄の問題なのかが はっきりしない感じがしました

    子供達に不法投棄の問題を考えさせるのなら
    回収業者の人を悪者にしてはいけないと思います

    他の方のレビューにもありましたが
    人が笑顔で「あなたが ばすくんですか?」
    「あなたを かいしゅうに きました」

    このページからばすくんの「たすけてー」の大きな文字
    容赦なくばすくんを解体して行く姿
    大人の私にも残酷におもえました

    解体業者は ばすくんとお話出来ないほうが
    良かったのではないでしょうか 

    これでは、外で汗ながしながら自然を守る為に
    働いている解体業者が悪者で 不法投棄した人が
    悪いと くまくんは言いますが 逆に不法投棄してもらえて
    良かったね に なってしまってます。

    投稿日:2011/07/26

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    3
  • む、むずかしい・・・

    前作が2作ともバスの不法投棄が前提のお話。
    そこにあまり触れないまま物語が進んでいくのが引っかかっていたのですが、今回は冒頭で「ふほうとうき」の文字が・・・
    これですっきりできる〜、と思ったものの結局スクラップにされるかけるだけのバスくん。とことん人間側は悪者のまま。

    イラストがかわいらしくて乗り物が主役、ということで手に取る小さい男の子も多いかもしれませんが、内容的にはもう少し大きい子が親と不法投棄について話し合いながら読んだほうがいいのかな・・・?

    大人としてはどうも素直に「バスくん、森で幸せに暮らしてね」という気分にはなれないのです。

    投稿日:2014/12/17

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    1
  • よくよく考えると怖い。

    不法投棄されたバスに動物たちが住みついて、みんな仲良くくらしていたところに、バスを捨てた人がつかまり、バスが回収されることに。
    ばすくんは、また街中を走れると思ってわくわくしますが、実際にはゴミすてばへ持っていくための回収でした。
    にんげんが回収にくるからと、動物たちはお別れをしてばすくんから離れます。そして、少し後、ばす君の「たすけてー」とう声が聞こえ、動物たちが人間を追い払って、また仲良く暮らすというような内容です。

    にんげんが、「あなたがばすくんですか?」と聞き、ばすくんが、「はい!ぼくが ばすくんです!」と答えるやりとりを見る限り、ばすくんと人間は話せるようです。
    ばすくんが森の仲間に聞こえるような大声で「たすけてー」といってるので、たぶん回収に来た人間にも聞こえるでしょう。
    それなのに、火花を散らしながら、ばすくんの鉄板が切られていくのです。(途中で動物たちが来て、人間を追っ払ったので少しだけだと思いますが・・・)声が聞こえて、意思疎通もできるのに、ばすくんを切ってしまうあたりが、私には怖いです。

    そして、「回収されなくてよかったね。人間を追っ払えて良かったね。」という感想に、なんて答えるべきか答えが見つかりませんでした。
    今は良いかもしれないですが、朽ち果ててしまったら?(オイルなどが漏れて環境汚染にならないか?)とか、回収の人が悪でいいんだろうか?とか、そもそもばすくんは不法投棄されたもので、山にあってはいけないものなのに、山に残ってハッピーエンドなんだろうか??とか・・さまざまな疑問がわいてしまって・・

    深く考えなければ、またみんなと暮らせて、動物もバスも幸せ!でいいんでしょうけど・・。

    投稿日:2012/06/20

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    1
  • 人間とは…と考えさせられる

    不法投棄されたバスくんは森の動物たちと仲良く暮らしていましたが、町にいっていたコウモリからバスくんを捨てた人間が捕まり、バスくんは回収される…という情報を得てきます。それを心待ちにするバスくんと、そのバスくんと複雑な気持ちで過ごす動物たち。最後まで読むと、人間って何だかなぁと考えさせられる一冊でした。

    投稿日:2023/07/23

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  • 森のみんなの優しさ

    森に不法投棄されてしまった路線バスのばすくんは、森の動物たちと仲良く暮らしています。
    そんなある日、ばすくんを不法投棄した人たちが捕まって、ばすくんは回収されることになりました。
    森のみんなは、嬉しいやら寂しいやら。
    でもばすくんは、昔の生活に戻れると、大喜び。
    森のみんなに対する気遣いを、すっかり忘れてしまいました。

    つれなくなったばすくんに対する森のみんなの思いやりが、心を打ちます。
    ばすくんを、気持ちよく送り出してあげよう。
    そんな風に思えるなんて。

    結局、ばすくんは森に留まることになりました。
    辛い経験もしたけれど、森のみんなの思いやりに気が付いたばすくんは、自分がどんなに幸せかを、身に染みて分かったことでしょう。

    投稿日:2021/11/17

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  • 現実的な問題も

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    ばすくんのお話は、古くなって動かなくなってしまったバスと森の動物たちが、仲良く暮らしていると言うだけのお話ではないんですよね!
    ちょっと難しい言葉かもしれませんが、不法投棄という言葉も出てきて、現実的な問題を教えてくれています。
    バスくんを解体に来た業者の人間が、動物たちに追い返される様子はちょっとかわいそうでしたが、動物たちの住む場所が無くならずによかった。

    投稿日:2020/09/01

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  • 消化不良なラストでした

    バスが喋ったり、動物と共に暮らしたり、
    とても可愛らしくてファンタジーの要素もあるのに、
    扱うテーマは、不法投棄。
    これがアンバランスかなと感じました。

    前作ばすくんで、
    古くなり、遂に壊れたばすくんは修理されることなく、山に捨てられてしまいます。
    今回は、これが不法投棄として問題になり、人間がばすくんを回収にくるというお話。

    この回収というのが、ゴミ捨て場に捨てられるように大きいバスを解体するというもの。
    修理してまた走れるように回収してもらうと思っていたばすくんは、解体が始まり悲鳴をあげ、動物たちは人間を攻撃して助けます。

    確かに動物たちからすると大切なバスくんになんてことをするんだ!となるのは分かりますが、
    元々捨てられるはずのバスなので仕方のないこと、回収業者の人たちは全く悪くないのになぜか悪者にされていることにとても違和感を感じてしまいました。

    子供向けの絵本に、社会問題でもある不法投棄を扱うのはちょっと無理があるかなと思いました。

    投稿日:2020/06/26

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  • 心のすれ違い

    森の中に置き去りにされたばすくんのお話です。
    もしかしたら帰れるかもしれない。
    そんな情報がもたらされたばすくんの様子と、動物達の気持ちとのすれ違いがもやもやとした気持ちになってしまいます。
    でもこれはばすくんの立場からすると当然のことで、動物達の気持ちを推し量れないのは仕方ないことです。
    それでも・・・
    子供の方がかえってストレートにばすくんと動物達の気持ちを感じることが出来て、「ああ、良かった」という読後感になれるかもしれないと思いました。

    投稿日:2018/10/22

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  • せつなさと勇気をもらえるお話。

    小学2年生のなったばかりの我が家の娘が一人読みしました。
    新学期がはじまり一番下の学年から1つ上になり,またよく面倒をみてくれていた6年生達が卒業し,そんな時期に読んだので,こちらのお話も心にくるものがあったようでした。
    世代交代ではないですが,時の流れと共に人も自分の立場もまた流れていくのが世の常ですからね。
    でもまた新しいシテージにも素敵なことがありますね!
    なかやみわさんの細かなイラストも魅力的な絵本でした。

    投稿日:2018/07/16

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