小さいころから石が大好きでした。
丸い石、模様の入った石、白い石。
この本は、石はどこからきたか?どうやってできたか絵で教えてくれます。
岩が崩れ、海まで流され、堆積し、地層になり、褶曲し・・・。
マグマが冷えて固まったプレートの動きに押されて、海底にあった岩たちは海の上に持ち上がり高い山になる。
そして、新たな石ころが山から転がり落ち、次の旅が始まる・・・。
石ころのたびは、崩れては運ばれの繰り返しだけど、ひとめぐりするだけでも、どれほど気の遠くなるような時間が必要なんだろう。
読み終わると、石に興味のある子どもは、その手にした石を眺める目が変ってくるでしょう。
6年生理科の地層の学習の時にも使える知識の絵本です。