「嘘をついてはいけない」とよく言われるけれど、本当のことしか言えないとどうなるか。
物語の前半は、まわりと上手くやっていくには時にはウソも必要だということ。そして後半は人生を楽しく生きていくための真実を、妖精が教えてくれました。
真実には良いことだけでなく、目を背けたくなることだってある。
でもそれを受け容れて、前向きに捉えることが大事。
どんな人生を送るかは自分次第。
未来は変えられる。人生は希望で出来ている。
落ち込んだり壁にぶつかったりした時、思い出したい真実の言葉が沢山ありました。
全編を通じてモノクロで、漫画のような挿絵が新鮮でした。
トロルやゴブリン、ピクサーやエルフといった伝説の生き物が沢山出てくるところがイギリスの絵本らしくて良かったです。
スノードームの中の物語というのも素敵ですね。