今年は、春らしい季節を一気にこえて、もうそろそろ梅雨の声が聞こえてくるかもしれないですね〜。
私って、日本人だなぁ。日本人は季節感のあるものが好きだなと思いながら、梅雨の時期になると「雨」にまつわる本を読みたくなります。
ナビの感想で、他の方も書いていますが、この絵本には「字」が一切書いてありません。
傘をさして女の子が駅までお父さんを迎えに行く内容です。
それにして、駅までの道のりが長いですね。女の子の背恰好を見ると小学校の低学年くらいにしか見えないのに、1人でこの距離をお迎えに行くなんて、ある意味すごいです!
この作品は1975年に出ています。
昭和のあの頃なら、1人でこのくらいの距離歩いても大したことはありませんが、今の時代小さな子がここまで遠出するお迎えは難しいかもしれませんね。
字がない分いろいろなことを想像しながら、何度も楽しめる絵本だと思います。