次女が林明子さんの絵の絵本が好きで、買って欲しがり購入した本です。実際次女には早いと思いましたが、長女ならなんとか理解できるかもと思い読んでみました。
読んでみて月並みの感想ですが、本当にいいお話で感動しました。林明子さんといえば私の中では「こんとあき」「はじめてのおつかい」だったのですが、この本も外せないです。
内容は、まみこが両親の10回目の結婚記念日を祝うために、プレゼントを作って、お手紙探しゲームでプレゼントを渡すという、素敵なお話です。
お互いを大切に思いやっているまみこと両親の関係がとても素敵で、素敵すぎて恥ずかしささえ感じるくらいです。
子供の反応もとても良く、ふたりとも好きな絵本です。
結婚記念日の意味がはっきりわかるとさらに楽しめると思いますが、お手紙探しゲームは面白いようです。
また、あらすじもまだ理解できないであろうと思われる次女も、絵を見るだけで随分と楽しいようです。「マドレーヌといぬの本」「さる」「犬のぬいぐるみ」「まみこのてがみ」を見つけては喜んでいます。細部も楽しめるように描かれているのが林明子さんの絵のすばらしいところだと思います。
全体にわたり、女の子がすきそうなアイテムがちりばめてありますので、特に女の子にオススメします。