「オニのサラリーマン じごく・ごくらく運動会」 みんなの声

オニガワラ・ケンは、じごくカンパニーのサラリーマン。
今日は、地獄・極楽の親善運動会です。

タイトルをみて、ついに極楽界の登場か！？と、読む前から期待は高まり…読んでみて…期待通りの面白さでした。

極楽界のメンバーの強烈な個性に笑い、「え？その競技にその方？」と吹出し、エンディングでは、なんだかホンワリ。子どもも大人も、真剣に参加して、盛り上がって、こんな運動会に出たいなぁ、とうらやましくなりました。

運動会シーズンには欠かせない、一冊です。

オニたちと仏様たちが運動会をするお話でした。
オニと仏様たちが仲良くすることは良いことだと思いますが、勝負の仕方が「正々堂々」ではない印象がありました。その点が気になったため、「☆」を4つにさせていただきました。
せめて仏様には正々堂々と勝負をしてもらいたいです。

オニのサラリーマン、今度は極楽・地獄親善運動会ですって。
両チームが勢ぞろいのさまはなかなか圧巻。
しかも、運動会ならではの種目に、それぞれのキャラクターがその特性を発揮。
富安陽子さんのユーモアが全開です。
玉入れ合戦での、千手観音、阿修羅エントリーって！
かけっこでは、ＢＧＭが「天国と地獄」って！
お釈迦様まで登場してお茶目なアシスト。
勝敗ついても、まあるく、マイムマイム。
まさに親善のお手本ですね。
裏表紙の絵で察するに、オニガワラケンさん、お疲れさま！

オニのサラリーマンシリーズ、関西弁と色々な仏やオニの名前が勉強できるので楽しくて子供たちもだいすきです。玉入れのとき、千手観音がでてきたのは笑いました。そりゃ勝ち目ないですよね。また、かけっこに韋駄天さんが出てきて、極楽チーム、勝つ気満々だね！と思いました。

オニのサラリーマンたちが運動会をするお話です。登場人物たちのキャラがたっていて、ハチャメチャだけど、おもしろい！子どもの運動会シーズンに読むと、より楽しめるかもしれません。ただ、絵の感じの好き嫌いはあるかもしれません（私は好きですが）。

オニのサラリーマンのおはなしは、今まで出張のおはなしやお盆休みのお話なども読みましたが、今度は運動会。オニたちのじごく組とごくらく組の戦いです。
玉入れやつなひき、借り物競走などなど、なんともカオスな戦いの連続。濃いキャラクターたちが必死になる姿は、見ていてとても楽しかったです。千手観音の玉入れとか、笑えますよ。
裏表紙のオニの姿にも、ニヤリです。