「金のたまごをうんだがちょう」 みんなの声

子供たちが大きくなり　自分の家から巣立っていった　
夫婦は仲良く暮らしていた
うしや　うまや　白いがちょうや　ブタがいて
一日の仕事を終えて　幸せな暮らしに感謝していた

ところがある日きんのがちょうのたまごを見つけると
だんだん欲が出てきて　金の卵をたくさん産ませ
金持ちになった

今まで大切にしていた馬を売り　荷車を新しくして
ホクホク・・・・　ところががちょうが　金の卵を産まなくなると
怖ろしいことを考えて・・・　がちょうを殺してしまい　金の卵を　取り出そうとしたんです

でも・・・・　夫婦は　間違いに気が付くのです
金の卵は不幸せを運んできた　
「いまあるもので　まんぞくすることを　学んだのです」

夫婦は元通りの幸せな生活を取り戻せて幸せを関いました

なるほど・・・　欲張って金持ちになると　見失うものも大きいのですね
感謝の心を忘れてはいけないですね

イソップ童話です。

ヘンリーとヒルダは二人で幸せに暮らしています。

夜明けには起きて夕方暗くなるまで

骨身をおしまず働いていた。

お金はたんとは稼げないけど

必要なものはなんでもある。幸せだ。

そう言っていたのに。

それなのにある日を境に変わってしまった二人。

欲が出るとやはりダメですね。

こうも人を変えてしまうんですね。

顔つきも変わってしまうし

考え方も明らかに変わってしまいました。

悲しい結末でしたが

心は元に戻ろうとしていて安心しました。

毎日慎ましい生活を送っていた働き者の夫婦が、金のたまごを手にした日からどんどん豹変していきます。「お金は沢山稼げないけど、必要な物は何でもある。これ以上は何もいらない。」と言っていたのに、いざお金が手に入ると物欲が止まりません。最後には、可愛がっていたがちょうを始末してしまうという衝撃的な行動を取ってしまいます。
金のたまごをうむがちょうは現実にはいませんが、これと同じような事は世界中で起きているのではないでしょうか。
読み終えた後、何だか悲しくなってしまうお話です。

6歳の長男に読みました。

貧しい夫婦の飼っていたがちょうがある日金の卵を生み、しかもそれが続きます！長年苦労してきた二人に神様からのご褒美だったのでしょうか。

しかし、二人は「足るを知る」ことを忘れ、どんどん欲深くなります。それは誰でも陥りうる過ちなのでしょう。

教訓的な内容ですが、気づいたときの夫婦の反省が小さな子供にも分かりやすいので読みやすいです。

ヘンリーとヒルダは、大事にしていたガチョウが金のたまごを産んだとき、最初はよろこんだものの次第にそれを当然と思うようになり、ある日、金のたまごを生むのをやめるとガチョウを殺してしまう。でもお腹にも金はなく、反省。

結構残酷な話ではありますが、なかなか興味深く勉強になる絵本なので、子供にはまず読ませたいですね。娘もまじめに聞いていました。絵も素朴で、雰囲気が伝わってとても良いと思います。

イソップ物語で小学校の頃に読んだ記憶があり、大人になって読むと教訓として心に残りました。「今　あるもので　満足する」そう思う方が幸せなんだと思いました。年金生活になった今こそ、身に染みる言葉でした。欲をかいても幸せになれないとがちょうの犠牲で学んだのが悲しいですが、貧しくても幸せなことに気がついてよかったです！