十二支のお話です。
大人になれば当たり前のように言える十二支。
改めて読むとおもしろいです。
ねこはねずみに騙され一日遅れてくる
ことは知っていました。
だから今でもねこはねずみを見ると
追いかけるようになったというオチが
有名ですから。
他にも、遅れてきたねこが神様に
「顔を洗って出直して来い」と怒られたのをきっかけに、
ねこが顔を洗うようになった
ねこがお釈迦様の薬を取りに行ったねずみを
食べてしまったため十二支に入れてもらえなかった。
というものもあるそうです。
でも猿と犬が言い合いをして、
それをみていた鶏が
間に入って御殿に向かうのは
知りませんでした。
犬猿の仲・・・という言葉は
ここからきているんでしょうね。
13番目はかえるであった説やイタチであった説もあり、
かえるはそのまま帰ったんですが、イタチは何度も神様に
お願いした事からみんなに内緒で毎月1日を
「つ・いたち」と呼ぶ事で納得してもらったとも言われてるんですって。
同じ十二支の絵本でも内容は
多少違うと思いますが、
この絵本にはそのほかに、
きつね、たぬき、しか、おおかみ、りす、
つる、かめ、いたちの絵も描かれていました。
この絵本は文字数も多くなく読みやすかったです。
みんなぞれぞれが、必死に走っている様子が
絵を見るとよくわかります。