人物ごとに声を変えて読むことに読みがいを感じている私には最高の本です。あさたろう、ごんべえ、おようちゃんとオーバーに声色を使って、巻き舌で擬音を発すると、のりのりです。
小学校の朝読書では4年2組はこのシリーズと決めて、2月に一度くらい読んでいます。浪曲どころか時代劇も知らない子供たちですが、反応を近所の田畑君に聞いたところ「おもしろかったです。」といってくれました。
浪曲といえば、40代の私ですが、それまできいたことがありませんでした。これを機会に図書館で浪曲のテープを借りましたが、残念ながら2代目寅之助のテープがありませんでした。でも初代の次郎長ものがあったり結構はまりました。
ところで、最初の「はるがすみーの」のところが2代目寅之助風にとありますが、これが良くわからない。自分なりの浪曲口調にしているのですが、リズムがうまく取れません。これができるようになれば5つ星なんだけど。